新国立劇場バレエ こうもり

ベラ：小野絢子
ヨハン：エルマン・コルネホ
ウルリック：福岡雄大

小野絢子は可愛いし、化粧映えもするので○。
ただベラ役としてはだいぶ前に見た、誰だったか今名前が出てこない人の
身体のラインの美しさがダントツで、この人を期待しちゃうとちょっと細すぎて。
刑務所での衣装は、ほんとうに躰の線がわかるものだから、着る人も勇気いるだろう。
痩せすぎて胸元の骨がういているのが痛々しいの。。。おしりもペタンコだし。


でも踊りは安定していたし、表情豊かで愛らしかった。

エルマン・コルネホはなんだか名前に聞きおぼえがあるようなないような。
しかし無表情だったな。登場からカーテンコールまでずっと変わることなく。
一幕酒場での踊りは恰好良かったけれど、とにかくやる気がなかったんじゃないかと。
ゲストとして招かれたんだからきちんとやれよ。

ウルリックも剽軽さを上手く出していたし、ギャルソン3人の踊りも見ごたえあった。

シュトラウスのオペラを基本にしており使用されている曲もいいのが多いのでこの演目はけっこうお気に入りです。
ストーリーはオペラとは違うらしいけどね。