新国立劇場は確実に進化している、と感じさせてくれた。数年前は、ほんとうに酷かったもの。
そして今回ほぼこの人を見るためだけに行ったのだけどその期待に応えてくれたよ。ワディム・ムンタギロフ!
ウヴァーロフが引退して以来久々に魅かれる正統派ノーブルだ。初めて見た時筋肉の柔らかさと回転の完璧さに舌を巻いたが今回も!息止まっちゃったもんね。まだ若手だからこれからどんどん磨かれていくでしょう。
バヤデールのストーリーを紹介すると。。
私は大僧正。こないだ儀式で舞姫のニキヤの美しさに惚れこんじゃって、即(儀式のさなか)迫ったんだけど。
かぶっていた冠外して「これあげるよ」ってもつるつる頭に吃驚したのか拒否されて。「私は天につかえる身だから」なんて言われたらとりあえず引き下がるしかないでしょう。
でも見てしまったんだよ。剣士のソロルといちゃついてんの。愛の誓いなんてして喜んじゃってて。
な~にが「天につかえる」だ。やっぱ私がジジイでつるつる頭だから?でもこれ剃ってるだけなんだけど。
とにかく嫉妬でハラワタ煮えくり返り。し・か・も、ソロルの野郎に王の娘との縁談があると聞きかじり。
アイツが出世なんて許せん!ので王に「ソロルはニキヤとできてまっせ」ってチクろうと思う。ほんとのことだし。私は嘘がつかんのですよ。
まず~~い。王が怒り狂っちゃった。「ニキヤを殺しちゃおう!」だってさ。なんでそうなる?これだから娘に甘々な親ってのは扱いずらいよ。
俺ソロル。ニキヤに愛を誓ったはいいけど、俺って将来有望だからさ。王様の娘さん、ガムザッティてんだけど、紹介されちったよ。ニキヤとはまた違ったタイプの綺麗な子でくらっときたし、それに断れるわけないもんな。ニキヤには悪いけど。
で披露宴なんだけど、ニキヤが(舞姫だから仕事上)踊るの見なきゃいけないのはさすがに辛い。しかもガムザッテイ、最初は気にならなかったがやたらねとねと絡みついてくる。支配したがりなのか、やっぱ王の娘。自分に全神経そそがれてないと許せないのかもな。しかしうざいぜ、正直。ついニキヤを熱く見つめてると「どうかした?あなた」ってべたべた。「うっせ~まだ結婚してね~のに奥様きどんじゃねえ!」と怒鳴りつけたいのをこらえる俺。だって隣に王様座ってるし。あ~なんか結婚後の生活も不安。
と思ったらニキヤ、蛇にかまれて死んじゃったよ!俺の方を恨むように睨みながら。。。。あ、ついでにガムザッティにもなにか罵りの言葉を吐いていたな。
お父様が「この人が結婚相手だよ」って会わせてくださった方がもう!イケメン、あ、ハンサムで!興奮しちゃった、私。お見合いのあと、色狂いの大僧正がお父様のとこに来たのでこっそり話を聞いていたら、私の夫となる方に悪い女がついているみたい。ありえない!
速攻その女を連れてこさせたら結構な美人でちょっとひるんだけど、改めて怒りがむらむら。しかもあの方と自分は愛を誓い合ったとかほざく、あ、失礼、と言うし、お金で解決しようとしたけどうまくいかないうえに逆上して私にナイフを向けたのよ。信じられる?王の娘に対して。育ちが悪いっていやね、ほんと。
こんな愚かな態度をとった償いはしていただくわ。
披露宴でも、あの女が現れるとあの方が動揺してらして。く~~存在が憎いわ。早く消えていただきたい。
あら、花籠の中に毒ヘビがいたの?お気の毒ねぇ。私がやったってわめいている、あ、叫んでいらっしゃるけど何のことかしら。大体証拠はあるの?はい、さようなら。
あ~~あれ以来眠れないからソフトな言い方では水タバコ、いわゆるアヘンでも吸うか。
おお~ニキヤが俺の前に来てくれたぜ。しかも1、2。。。30人以上いるんじゃん?ニキヤだらけだ~。
やっぱりお前だよ、俺に必要なのは。
幸せな夢からさめたあとに待っている現実は結婚式か。しかも出席者は王と大僧正とガムザッティと俺だけ。しょぼっ!
あ、ニキヤがいる!ニキヤ! と思ったらすごい雷鳴じゃねえ?寺院も崩れてるし。やべ、打たれたか!?
ニキヤ、ニキヤがいるよ。行っちゃう、ニキヤ、俺を赦してくれたのか...?
こんな感じです。
6月11、12日は東バレでコジョカルをニキヤに迎えてのラ・バヤデールがありますよ。
そして今回ほぼこの人を見るためだけに行ったのだけどその期待に応えてくれたよ。ワディム・ムンタギロフ!
ウヴァーロフが引退して以来久々に魅かれる正統派ノーブルだ。初めて見た時筋肉の柔らかさと回転の完璧さに舌を巻いたが今回も!息止まっちゃったもんね。まだ若手だからこれからどんどん磨かれていくでしょう。
バヤデールのストーリーを紹介すると。。
私は大僧正。こないだ儀式で舞姫のニキヤの美しさに惚れこんじゃって、即(儀式のさなか)迫ったんだけど。
かぶっていた冠外して「これあげるよ」ってもつるつる頭に吃驚したのか拒否されて。「私は天につかえる身だから」なんて言われたらとりあえず引き下がるしかないでしょう。
でも見てしまったんだよ。剣士のソロルといちゃついてんの。愛の誓いなんてして喜んじゃってて。
な~にが「天につかえる」だ。やっぱ私がジジイでつるつる頭だから?でもこれ剃ってるだけなんだけど。
とにかく嫉妬でハラワタ煮えくり返り。し・か・も、ソロルの野郎に王の娘との縁談があると聞きかじり。
アイツが出世なんて許せん!ので王に「ソロルはニキヤとできてまっせ」ってチクろうと思う。ほんとのことだし。私は嘘がつかんのですよ。
まず~~い。王が怒り狂っちゃった。「ニキヤを殺しちゃおう!」だってさ。なんでそうなる?これだから娘に甘々な親ってのは扱いずらいよ。
俺ソロル。ニキヤに愛を誓ったはいいけど、俺って将来有望だからさ。王様の娘さん、ガムザッティてんだけど、紹介されちったよ。ニキヤとはまた違ったタイプの綺麗な子でくらっときたし、それに断れるわけないもんな。ニキヤには悪いけど。
で披露宴なんだけど、ニキヤが(舞姫だから仕事上)踊るの見なきゃいけないのはさすがに辛い。しかもガムザッテイ、最初は気にならなかったがやたらねとねと絡みついてくる。支配したがりなのか、やっぱ王の娘。自分に全神経そそがれてないと許せないのかもな。しかしうざいぜ、正直。ついニキヤを熱く見つめてると「どうかした?あなた」ってべたべた。「うっせ~まだ結婚してね~のに奥様きどんじゃねえ!」と怒鳴りつけたいのをこらえる俺。だって隣に王様座ってるし。あ~なんか結婚後の生活も不安。
と思ったらニキヤ、蛇にかまれて死んじゃったよ!俺の方を恨むように睨みながら。。。。あ、ついでにガムザッティにもなにか罵りの言葉を吐いていたな。
お父様が「この人が結婚相手だよ」って会わせてくださった方がもう!イケメン、あ、ハンサムで!興奮しちゃった、私。お見合いのあと、色狂いの大僧正がお父様のとこに来たのでこっそり話を聞いていたら、私の夫となる方に悪い女がついているみたい。ありえない!
速攻その女を連れてこさせたら結構な美人でちょっとひるんだけど、改めて怒りがむらむら。しかもあの方と自分は愛を誓い合ったとかほざく、あ、失礼、と言うし、お金で解決しようとしたけどうまくいかないうえに逆上して私にナイフを向けたのよ。信じられる?王の娘に対して。育ちが悪いっていやね、ほんと。
こんな愚かな態度をとった償いはしていただくわ。
披露宴でも、あの女が現れるとあの方が動揺してらして。く~~存在が憎いわ。早く消えていただきたい。
あら、花籠の中に毒ヘビがいたの?お気の毒ねぇ。私がやったってわめいている、あ、叫んでいらっしゃるけど何のことかしら。大体証拠はあるの?はい、さようなら。
あ~~あれ以来眠れないからソフトな言い方では水タバコ、いわゆるアヘンでも吸うか。
おお~ニキヤが俺の前に来てくれたぜ。しかも1、2。。。30人以上いるんじゃん?ニキヤだらけだ~。
やっぱりお前だよ、俺に必要なのは。
幸せな夢からさめたあとに待っている現実は結婚式か。しかも出席者は王と大僧正とガムザッティと俺だけ。しょぼっ!
あ、ニキヤがいる!ニキヤ! と思ったらすごい雷鳴じゃねえ?寺院も崩れてるし。やべ、打たれたか!?
ニキヤ、ニキヤがいるよ。行っちゃう、ニキヤ、俺を赦してくれたのか...?
こんな感じです。
6月11、12日は東バレでコジョカルをニキヤに迎えてのラ・バヤデールがありますよ。