2015年最初のバレエ鑑賞は、なんとバックステージ&リハーサル見学付き。多分初めてのS席チケット購入ですよ。

舞台袖から少しの間、舞台にいるダンサー達を拝むことができたのですが、同じ人間とは思えない!という言葉がぴったしです。同じ床に立っているからよぅく分かるんですよね。自分たちとの違いが。
足を何気~なく垂直あげしているところの格好よさといったら!(絵を描こうとしたが断念)

筋肉の付き具合、頭の小ささ、手足の長さ、足のまっすぐさ、背中のラインの美しさ、身体が作品なんだと実感。食べるものに気を遣い毎日練習を欠かさないストイックすぎる生活があるからこそ作り出せたんですよね、万が一私にバレエの才能があったとしても、永遠に続く厳しい日々を送らねばならないことを思うと、絶対に一流のバレエダンサーにはなれていないと思う。

改めてバレエダンサーを尊敬してしまった。
ちなみに、海賊のリハだったようで、ルジマトフ、知らないけどきれいな女性、サラファーノフの3人がメインでした。ルジマトフ、昨年末のキエフには来られなくなっちゃっていたのでまさかこんなところでお会い(一方的)しようとは、でした。リハなのにピルエット・ア・ラ・スゴンド披露したり(絵を描こうとしたが断念)、50歳超えとは思えませんなぁ。

そして「ジゼル」。前から10列目ちょいですから、顔からなにからよく見える。随分化粧が濃いというのも初めて知った。
ジュテの迫力を思い知った。前足の位置があんなに高く!
コール・ドはやはり上から見下ろすほうが堪能できると思う。そして揃いっぷりは東京バレエ団の方が上なのでは。

昔は「ジゼル」好きじゃなかったのに、いつのまにか好きになっちゃってる。