Sizna、SiznaHolic、Holic達へのブログもありがとう。そしてVineは何か寂しいことあったら見てみてね。ミラクルSiznaが笑顔をお届けしてくれるはずだからさ

それではHitomiのことを書こうかなと思います

もうかれこれ長い付き合いになりました 笑

お互いにFatimaが解散してからは別々の道を歩もうとしていたことがあったね

俺は俺でメンバーを探し、HitomiはHitomiで探していたね
Fatimaの後俺自身まだ終わりたくない、ここまで来たからにはもっと貪欲に突き詰めたい、そう思ってサポートやりながら新しい準備など動いていたよ
Hitomiもそうだったのかな?バンドを続けたいって気持ちできっとメンバーを探したりセッション活動をしていたんだろうね

GHOST MOUSE CLUBとかも懐かしいなー
沢山アレンジして、原曲とはまた大きく変わったアプローチをしたりと音楽を共に楽しんだことも懐かしいと思ってます

俺の方もバンドが動き出す前に上手く行かずに、Hitomiの方もお互いに悩んでいる時にHitomiから連絡があって、飲みに行かないか?ってことも覚えてるよ

これは今でも忘れはしないというか、それを持って俺もMoranを動かしてきたからね

Hitomiから「Towaのドラムが一番しっくりくるんだ、一緒にやらないか?」ってね

俺自身もその時正直凄く悩んだよ。

今だからもう話しても良いのかな?って思うけど、
この当時、バンドに対する考え方が俺とHitomiだと大きくかけ離れているのではないのか?って思ってたから。
Fatimaのメンバーと解散を決める時に「解散したくない」のは同じでも、その理由が大きく違うように感じたからさ。
俺自身は音楽を生業としていきたくて、Hitomiは違うのかな?ってね

でもその時にHitomiが、「このままでは終わりたくないし、やるからにはFatimaを絶対に越えたいし常に上を目指していきたい。」

そう言ってくれたよね。

そこで俺も「Hitomiが上を目指す気持ちがあり続けるならば腹括って一緒にやろう」

そう返事をしたね。
そこでMoranのHitomi、MoranのSoanの道が共にスタートしたことを今でもはっきり覚えているよ

Veloとは元々Hitomiのセッションで話したりアレンジしたりでわかっていたし、後はベースだねって話しになってさ

そこでZillの話を周りから聞いたよね。
俺も葵君から周りの多くの人たちから沢山太鼓判を押してもらうほど、Zillの評判良かったことも記憶に残ってる。

Hitomiも気になるって言っていたよね。そこでZillと連絡を取り、飲んで話して語って、と色々とことん話したなー

音を合わせ、ZillからもOKをもらい、初期のMoranが完成したね

あの当時、Hitomiと沢山話して、このまま4人でスタートさせるか?理想のメンバーをもう一人、もう1ピース探すかどうか?共に悩んだよね

Fatimaが解散してからスタートを切るのにこの時点で2人とも時が経ち、共に焦りも感じていたのかも知れない。

そして悩みながらも、VeloとZillとも話し合い、メンバー全員一致のもと、Moranは4人で大海原へと出発しました。
トータルアートというHitomiが打ち出した素敵なテーマに賛同してね。

2007年の12月25日、黒ずくめの格好したMoranとしてのシークレットライブ。KanomaとTowa主催のブリキの怪人達での発表。

そこから何本かのシークレットライブを重ね、3月29日、30日のライブより正式始動開始。


俺らからすると2005年の6月28日での解散からだったから、この期間もまたある意味濃いというか長いトンネルの中を歩いていた感じだよ。

でもその長いトンネルの中を活動していく中で、ファンの存在を改めて感じることが出来た。

それが俺にとっての、Moranにとっての初作品「痕跡とキャンバス」

当時の俺は曲を作ろうと思った時にまだまだというのもあり、直ぐに出来なかったけれども、悩みに悩んで、「ファンへの感謝の気持ち」を綴った、テーマにした楽曲をピアノで完成させました

そこにHitomiの想いも重なり「痕跡とキャンバス」という曲が、唄が完成したよね。
真っ白なキャンバスにこれからどんな道を歩み、どんな色が入っていくのか?
Hitomiなりの感謝の気持ちがしっかりと入り込んだ楽曲になり、より一層進化したのを覚えているよ。

ラストライブで始めたかったのはこの真っ白なキャンバスからHolic達、メンバーみんながそれぞれどう描いたのか?
そんなテーマがあったからなんだ。

Siznaが伝えてくれたんだけど、痕跡とキャンバスから始まって、夜明けを前にで物語を完結させるという考えが、実は同じように思ってたんだと言ってくれた時、何だか嬉しい気持ちになったのを覚えているよ。

話を戻してそこからMoranはElement、目下の泥濘とリリースを重ねたね。

久しぶりの漆黒埼玉会館出たり、関東一円のツアー回ったり色々歩んできました

そして、Hitomiにとっても俺にとっても初めてのMV撮影「君のいた五線譜」
むちゃくちゃ時間かかったけど本当初めてにしては十分過ぎるくらいの作品が作れたよね。
Hitomiもあの当時初めての作品だったというのもあるけど気合い入ってたね

気合い入ってたと言えば、初Moranの写真撮影もそうだった。
某有名ヘアメイクさんにお願いして作りに作り込んだよね。

ただ、あまりにライブをするにも身動きなど規制が激しく、機材車でさえ持ち運びが出来ないくらいの作品だったんだよなーって考えると、何て実用性の無いものを作り込んだんだって笑えてくる 笑
でも、それだけHitomiが気合い入っていたのもわかったし、俺もその気合いの入れ方は当時大賛成だったな 笑

Helpless、Heroineとリリースし、初期のMoranは無期限活動休止を迎えるんだけど、あの当時レコーディングはピリピリしてたよな 笑

VeloとZillの一騎打ちというかね

もうバッチバチだったね 笑

それだけお互いがリスペクトしあって、刺激あるアーティスト同士だからこそ、初期のMoranはぶつかり合っていたなーって思い出す
Hitomiと一緒の帰り道で、何とか上手く解決する方法はないか?話し合った記憶も残ってるよ

俺自身もVeloやZillとあーでもない、こーでもないと言いながら、切磋琢磨していくことが出来たけど、優しいHitomiはちょっと困惑していたかも知れないね。

それでも結果みんなが納得出来る良い作品が作り上げれたこと良かったと思っている。

そして、Hitomiが惚れ込んだギタリストSiznaとの出会い。Zillとの別れ。

3人で広島行ったりしながら
お互いに必死で守りに守り抜いたね。

インタビューでも伝えたけど、Hitomiが良い意味で歌詞や世界観をこの時シフトチェンジすることなく、描いてくれたからこそ、Moranのガードが良い意味で固くなれたんだと今でも思ってる。

Flower Bedに続き、俺は遥かの青をHitomiに提示したね。
「バラードを大切にしたい」その原点で言った言葉を忘れたくない、
今一度Hitomi、Sizna、Soanの3人になったからこそ、
大切なバラードというもの、そしてZillへの想いも決して忘れたくない。
その二つの大きな想いを俺は描き、Hitomiは歌詞にしてくれました。
解散が近づくに連れてどんどんこの楽曲に対して熱がより一層入っていくのを自分で感じた楽曲。
viviが大好きですと言ってくれたのも嬉しいかったり恥ずかしかったり。
この曲はピークに向けてHitomiのファルセットが際立つ楽曲。強く張り上げるのではなく、美しく残酷に。
その声を見事にHitomiは表現し作品に吹き込んでくれました。

そしてトリコロールリリースの後、Moranの一つの壁を提案させてもらったね。
Moranのライブの良さが全面に出した楽曲、A面とうたうならばライブでの登場回数も多い楽曲を提示したいと。

これはHitomiも悩んでいたことだったよね。

あまりにも音源とライブ感が離れすぎていたと感じていたかも知れない。と。。。

Elementや目下の泥濘、君のいた五線譜、Helplessなど、初期のA面楽曲はバンドのイメージ付けとしては良いかも知れないけれども、
自ずと25分、30分と限られるライブになると、ライブ感に関してどうしても欠けてしまう。
そして、自然とA面と打ち出した楽曲にも関わらず、やらなくなる。そんな矛盾というか一つの壁に守りながらも悩んだことを覚えているよ

MoranのライブのイメージはPartyMonsterというのが出来上がっていたので、次に俺としては、
守りつつも3人が必死に抗う攻めの姿勢。
それがロワゾ・ブルー。

さっきも書いたけれども、やはりHitomiの歌詞、世界観があるからこそ、作曲者側にもある程度振り幅が拡がるなと感じていたよ。

Hitomiの歌詞でMoranが最終的によりMoranになるというか、

、、、なんというか、そんな感じなんだよね。

(んー、文章力はないけど、全力で書いてるから伝っていることを願ってるよ。。。)

と、3人の時も必死に守りながらも自分たちらしさを見失わないように、そして攻めの姿勢も見せながら一緒に活動できたこともまた誇りだよ

そして、viviとIvyの加入。
やっと俺らの描いていた理想の形をMoranで築けたね。

最初はやはり予想通りの逆風だったよね。
でも追い風になると信じて共にやれたことが本当に良かったと思ってるよ。

5人になってからも俺は初志貫徹、バラードを大切にしつつ、Hitomiを常に意識して作ってきたよ。

Vegaの花
Vegaの花#2
薔薇色の地獄
Bulbs
Wing or Tail
浮遊病
Lyric of the DEAD
春の夜の、ひと雫
Break the silence
堕落へと続く偏愛の感触
Memorable
幸福についての尺度
夜明けを前に


沢山楽曲を書いてきたけど、常にHitomiを念頭に曲を書いてきたことは自信を持って言えるよ。

ライブ曲が欲しいとHitomiが思った時には苦労しながら捻り出し生み出したことも良い思い出

その後は常にMoranに今後必要になるものは?そしてHitomiがより活きるためには?ということを考えながら作曲面は力を入れたよ。

Hitomiの楽曲、以降、白紙のクロニクルも今となっては凄く良い思い出。
Hitomiがアカペラで歌ったものにピアノでコードをつけていってさ。
小指一つでテンションコードも変わるし、代理コードを用いれば複数のコード選択肢が生まれる。

そんな中でHitomiが好きだろうなっていうコードと流れから選びつつ、Hitomiにこれとこれとこれならどれが好き?とか聞きながら作れていったこともまた良かったと思ってる。

Hitomi人生初の作曲として大きく関われたこともまた俺にとっても良い糧になっているよ。

堕落へと続く偏愛の感触、幸福についての尺度のデモを聞かせた時に、マジ良い曲だねってテンション上がっていってくれたことも俺にとっては誇りでありパワーになったよ。

他のバンドではやってなくて、シーンには存在しなくてさ。それでかつHitomiが最高に輝きつつ、バックの俺らも活きる楽曲を生み出したい気持ちで必死だったよ。

何だか昔のFatimaのLay君みたいにね。
彼は俺にとって絶対な存在だったからね。
俺も全神経、これで売れなかったら俺は死ぬだけだ。そんな気持ちで描いていたよ。

痕跡とキャンバス
Flower Bed
深海魚
遥かの青
ロワゾ・ブルー
Cello suite
Vegaの花
Vegaの花#2
薔薇色の地獄
Bulbs
Wing or Tail
浮遊病
Lyric of the DEAD
春の夜の、ひと雫
Break the silence
堕落へと続く偏愛の感触
Memorable
幸福についての尺度
夜明けを前に

見事に自分の楽曲に対して常に深みをもたらしてくれたHitomi。
メンバーもHitomiがレコーディングブースにいるとき4人で話したんだけどさ、
Hitomiが最後に決めてくれるよなってね。

最初から最後までMoranを見届けてくれたエンジニアとPAの佐野さんもそうだなー!って言ってくれてたよ。

自信がなくなってた時あったけど今は大丈夫か?
最後までMoranのHitomiとしてやりきれた?

途中から良い意味でHitomiの書く歌詞が変わってきたりしたけれども、それでもHitomiらしさは変わらなかった

それは何か

答えがいくつもあり、その人その環境、感情によって聴き手に答えが変わること
そして、Hitomiが少し解説した時に、思ったよりも想像したよりも、深い世界がそこにあること

それがHitomiの最大の強みでもありMoranの強みでもあったよ。

夜明けを前に

最後まで俺自身の気持ちもしっかりと汲み取ってくれて、それを何倍にも拡げて、伝えてくれてありがとう。




、、、と、まあ



今振り返ってみても色々あったけどさ 笑

色々Hitomiとやれてこれて、叶えて来れて心底良かったよ

MV作って、Fatimaより大きい会場に挑戦して、海外も行って、沢山ワンマンツアーやって、武道館もやれてさ。

俺の前に常にHitomiの背中があって良かったと思ってるよ

俺の人生ほとんどがあんたの背中なんだよ 笑

その先にはHitomiHolicや沢山のHolicがいてさ。

沢山の景色、宝物をもらったよ。

俺もHitomiに返せたかな?

返せてたら嬉しいよ。

これからお互いに別々の人生を歩むことになるけれども、今まで一緒に歩んで来れて良かったよ。

本当にありがとう。

俺はライブ中Hitomiの空気感を察知する天才だと
思ってるよ 笑
これだけタイミング良く曲に入れる奴はいないって思ってるわ 笑


またいつか笑い話をしようね。



もう少しレコーディングとかもあるからよろしく頼むぜ。

今まで本当にありがとう。



最後にHitomiHolic達へ
振り返って一つ一つ書いてたら、もうね、書ききれないくらいというか、時間がいくらあっても足りないくらい様々な経験をしたよ 笑
俺が限界を迎えた時に、すぐに優しい言葉を沢山かけてくれたのはSoanHolic達はもちろん、HitomiHolicが圧倒的に多かった。
その時本当に報われたなって思ったよ。
感謝してもしきれないくらい大切な存在。
今まで一緒に歩んできてくれて、そして俺の存在理由を沢山感じさせてくれてありがとう。
HitomiHolic達の愛が無ければ、俺はここまでやれなかったこともまた事実。
Hitomi、HitomiHolic達、Holic達、本当にありがとう。

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またね。
ではでは。

【最新information】
今冬Release決定!!
※詳細は後日発表
●2015.9.21(mon)Zepp Diver City Moran Last Oneman Live「夜明け前、最後の夜に永遠を紐解く方程式を夢む」Live DVD
●Moran MV BEST(Last Single「夜明けを前にを撮影、収録」)
●Moran All Time BEST 2008-2012(未収録音源「rub」「マニキュア」収録)
●Moran All Time BEST 2012-2015(「Soan新曲」収録)

【Last Single】
「夜明けを前に」On Sale
【品番】S.D.R-283
【値段】¥1500+税
【収録曲】4曲入り
【収録曲詳細】
1.幸福についての尺度(Lyric:Hitomi Music:Soan)
2.Reverse(Lyric:Hitomi Music:Sizna)
3.夜明けを前に(Lyric:Hitomi Music:Soan)
4.the scent of dreams(Music:Moran)

【OFFICIAL HP】http://moran-web.net/
【TOTAL INFORMATION】〒169-0075  新宿区高田馬場4-11-8 河上ビル4F
SPEEDDISK内「Moran」係
※メンバーへの手紙などはメンバー名の記載を必ずお願いいたします。