まずなんて書いたら良いんだろうか。
これを書いているのはライブの前日。
今思うことを素直に綴り、伝えようと思う。
Veloから脱退の申し出を受けたのはHeroineのレコーディングが入っているか入る直前か、そういう時期だった。
Veloと電話で長いこと話をしたり、みんなで話をしたり、マスタリングの時や全国ツアーの移動中にも2人になることがあったから話をしたりもした。

そんな中、Veloやメンバーと共にバンドを進め、共に歩んできてわかることがある。

Veloは、

素直な奴なんだ。

そう、

凄く純粋で素直なんだよね。

自分が良いと思うこと。
自分が納得できる所まで突き詰める所。
自分を何よりも満足させたい所。

凄い素直な奴だなってね。

音楽をやる以上、自分を犠牲にし押し殺してしまいたくない。
音楽自体を嫌いになりたくない。

素直にやりたい音だけを奏でていたい。

そういう思いをVeloは語っていた。

しかし

バンドというのはみんなが集まる一つの集合体。
誰かの意見だけで動くものでもなければ、誰かが動かなければ何も動かないもの。
メンバー1人1人の意見を出来るだけ尊重させたいと思うが、どうしても時にはぶつかり、誰かが折れる形を取らないといけないことがある。そうでもしない限り、当然集合体としてのバランスはとれなくなるから。

きっとVeloもMoranを始めてから、色々なアーティストに出会い、

初めての地方
初めてのワンマン
初めての全国

などなど初めてづくしで、一番がらりと環境が変わったんじゃないかなと思う。

そんな中で、環境が変わりMoranとして歩み進む道が変わってしまったのかも知れないね。


Veloと俺は対照的な考えを持っているかも知れない。

お客さんに対する考え方やバンドの成長に対する考え方などね。

だが、

お互いにMoranの音楽、音に対する信念がしっかり混ざり合っているからこそ、絆が出来ている。

互いが対照的になる時があっても、互いに刺激し合える大事な仲間だ。

大好きなVeloと共に、

12月2日まで駆け抜けようと思います。

無期限活動休止

俺自身の先のことは、

悩んでいる。

正直このシーンにいると、精神的に追い込まれる時が多く、体が悲鳴をあげるときがある。

もう一度立ち上がれるのか?

深く悩んでしまう。

今は何も考えずに、

明日(9/5)のこと、残された期間だけを考えて。


メンバー1人1人に確固たる存在理由があるMoran。

12月2日まで、

いつも、心がけてる一本一本全力という言葉を胸に。

クールに、時に感情に音におもむくままかき鳴らす、水や風というイメージを持ちあわせてる大好きなVelo。

物事に熱く、周りを高ぶらせる力を持ち、縦横無尽に動き回り、周りをひきこむ、火や炎というイメージを持ちあわせてる大好きなZill。

触れると底が見えない所まで引き込まれ、時に眩しいくらいの輝きを持ちあわせ、自身にしか出せない雰囲気を持っている、光と闇というイメージを持ちあわせてる大好きなHitomi。

そして、

4人が合わさった時に完成する音に、共鳴してくれる大好きなHolic達。

これからも俺ら4人を見届けてほしい。


心から

ありがとう