前回の復習から。

90年代までは豊かな幸せは消費することでした。その先にあったのは結婚し子供ができ、また豊かな幸せのために消費するが繰り返されることが価値になりました。

その価値を信じて働くと目に見えて豊かになっていき、疑うことをしませんでした。その価値の外の理想は怪しい偽善と感じてしまうほどです。  

その価値は所有するだけではない個人の表現になり、スタイル、レジャー、エンタメの各分野と融合し形を変え、メディアが価値を提供するようになります。
 
提供される価値に対し大多数が憧れ、スケールアップし続けないと成り立たちません。

スキーを提供すればスキー場に行く四輪駆動車、休暇は沖縄でダイビング、次はハワイ、もうスキーはダサくてスノボがおしゃれ、ヒップホップ系のダブっとしたウェアなど、

メディアが提案すればそれを信じて大多数が憧れるなんて長く続くはずはありません。

スキーのプロ選手的追及や命懸けの危険な冒険ダイビングをする人はほんの一部です。集まって仲間とワイワイ以外の続ける理由を無くてしまいます。

また一人、また一人とその価値自体を追いかけ消費するのを止めてしまいメディアからの魔法が解けはじめます。

スキーダイビング以外の提供された価値も一過性のブームに終わったり、似たものが乱立したり、飽きたり、騙されたり、消費しなくなりました。


時代は流れ現在。
メディアが提供した価値は煽るように消費させたスキーダイビングの同じように、

EVや再生エネルギーの環境配慮や弱者搾取をしない価値を提供され、その価値がまた一般消費者から見放されようとしています。

今回はここから。
 
現在はヴィトンの財布、高級車などのわかりやすい価値だけではなくなりました。価値は人それぞれのものになりました。

提供されたわかりやすい価値を買えなくなった、衰退して日本が貧乏になった。バブル期と同じような消費ができないと嘆くことはありません。

誰もが同じ財布を良いと思い、海外旅行が大好きなパリピで、それ以外はイケてないから頑張ってそうならないといけけない使命感、

小さな頃から漫画や学校で友達は最高!友達が少ない子はダメな子!と教育され、彼氏彼女は友達の紹介やコンパで見つける、見合いで結婚なんて最悪でカッコ悪い。

小さな頃から叩き込まれ大多数がこの価値に合わせ努力して消費するのが永久に続くなんてあり得えないのです。

新しい世代はこの価値の維持と消費を続けることができないから衰退!だから貧乏!と言われること自体がおかしいのです。

 
現在の価値は様々になりました。もちろん旧世代の価値を求める人もいます。そしてこの状況が正常だと思います。

私の若い頃の鉄道マニアの大人は、自身が鉄道マニアであることを隠していました。黙々と個人で楽しむすべてをバカにする風潮がありました。

現在は全く違います。堂々と乗り鉄と名乗り新な価値を作る時代が来るとは、その頃誰も想像できません。

例えば寝台車。目的地に早く快適に着くことができるようになり、寝台車は消滅しそうになっていました。

不便でコスパも劣るのに寝台車に泊まる価値を選ぶ人が増えてきて、チケットはなかなか取れない状況です。

その人気ぶりは転売ヤーが寝台車のシャワーチケットを買い占め、ヤフオクメルカリで何かと抱き合わせ販売することが問題になるほどです

https://news.yahoo.co.jp/articles/eac86d8a5851b805795522c32217ac004caf9e6c



乗り鉄だけではない多くの人が憧れる価値になりました。


現在を象徴する価値はコラボ。

旧わかりやすいブランド品からガチャガチャまでの価格帯、ジャンル問わず市場全体はコラボ商品で溢れています。

コラボは大ヒット商品を作り出すことの対極にあります。まず大量に作りません。多くの人の手に行き渡らなければヒット商品にならないのです。

コラボの特性はターゲット限定、売り切り、再販無し、利益追及、話題性重視。

コラボしている2つのブランドに興味ある消費者の瞬発力を利用して瞬殺、即完を狙います。再販してもまた違う企画で来年、早くても数ヶ月後です。


もっと踏み込んでるのはコラボを多様したサンリオキャラクター商品。どこにでも見かけコラボと定番だけで会社が動いているように見えます。

もっと究極はミュージアムもあるスヌーピー。自社製品もあるのでしょうが、キャラクターを貸し出し事業しているように見えます

https://snoopymuseum.tokyo/s/smt/?ima=0000




自社のキャラクターを希望する企業の製品に載せる限りなく在庫を持たない事業と、直営店を深化させたミュージアムで経営します。4割の株をソニーが持ってます。


このコラボ全盛期の現在と高度成長期は真逆です。

高度成長期はペンギン、ワニ、傘などのスポーツブランドが、子供から成人まで男女用の性別年齢を問わない、同一デザインの普段着用商品を作り様々な店で販売しました。

胸のワンポイントデザインでポロシャツ、Tシャツ、長袖、ハンカチなどグッズまでラインナップしたのです。

メーカーはワンポイントだけでブランドを表し、当時色展開も少ないと思います。着る側はワンポイントだけで良い製品を着ているとアピールします。

多くの人と被るのが当たり前。今では考えられません。

このパターンが商売として最も美味しい状態です。同じ物をたくさん作っても皆が買ってくれ、個性も出さなくていいのですから。

だらだらと書いてしまいましたが、現在と違いはこれ程大きいのに海外旅行に行かないとか、車は軽ばかりとか衰退、貧乏と嘆かれても困りますが、

この状態は少子化、人口減少、結婚しない男女とも深く関わってます。家電が増えると豊かさを感じれる世の中の方が幸せなのかもしれません。

どんな豊かな幸せが望みですか?


すいません、また解説で終わりました、、次回こそは必ず存在し得ない個人事業が数年後存在できる個人事業になる方法です。

ごめんなさい。