うーん。
前から言ってるけど、
やっぱり「悪意」っていう概念って
定義の特定が難しいなぁ。。。
なんか、
概念が広すぎるって言うかね。
とりあえず、
この記事での「悪意」は、
「（夫）本人が主観的に感じる悪意」
という意味です。
さて
こんにちは。
『離婚しないモラハラ対策カウンセラー』
のJoe（ジョー）です。
ブログの記事に
コメントをいただきました。
※下記のコメントの情報だけで分かる範囲でする分析ですので、これ以外の情報が追加された場合、分析内容が変わる可能性があることをあらかじめご了承ください。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
私の元夫の見極め、良くわかんないですね。
１のタイプではないのはわかる。
メルマガで言ってる、「明らかに私を侮り軽んじる行動」やってるけど、
元夫本人も自覚なしに、正しいことをやってると思ってやってる風なので、本人には”悪意”はないと思う。
例えば、家族セラピーのカウンセリンクで、カウンセラーが元夫に、「あなたことあるごとに、元妻の悪口ばかり言ってるじゃない」
と指摘すると、「え？いつ？」みたいな反応だし、
その悪口というのも、事実でないことが半分ぐらいだし、
こちらからの要望を伝えると、内容にかかわらず変なイチャモンつけて話し合いにならず、渋ったり却下したり、とにかくこちらに決定権や
パワーを与えたくない印象ですね。
権力に対する強迫観念みたいな感じですかね。
良心には欠けるけど、悪意があるかどうかは微妙なとこ。
本当に正しいと思ってやってるんじゃない？
ある意味病気だと思う。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
あくまでも
私が受けた印象ですが、
そもそもこの夫は、
妻の「人間性」
あるいは「存在そのもの」には
興味を持っていないように見えます。
もっと具体的に言うと、
この夫は
相手のことを、
自分にとって
都合が良い存在か、
都合が悪い存在か
あるいは、
自分に
利益をもたらす存在か、
損失をもたらす存在か。
という、
自分にとっての「損得」
の対象で捉えているだけで、
逆に、
相手の内面や人間性に
興味を持ったりとか、
あるいは、
相手の立場に立って
気持ちを察するとか
慮るとか、
そういう共感的な能力が
「欠けているように」見えます。
つまりこれは、
彼の
妻に対する気持ち
の問題よりも、
彼の
脳の機能（能力）
の問題が大きいと思います。
その上で、
コメントに沿って解説します。
＝＝＝＝＝＝＝
「明らかに私を侮り軽んじる行動」やってるけど、
元夫本人も自覚なしに、正しいことをやってると思ってやってる風なので、本人には”悪意”はないと思う。
＝＝＝＝＝＝＝
そもそも彼は
彼自身にとっての利益のない存在
に対して興味を持つ
という能力が極めて低いと思うので、
本人の意識としては
妻に対する
（主観的な意味での）悪意はないと思います。
ただし、
妻の存在が
彼にとって障害になったり
邪魔になったりすると、
彼はイライラはすると思うし、
そうなると無意識に、
「自分を害する人間」
という認定をしたりとか、
「こいつのせいで俺は不幸」
みたいな認定をして
周りに起こるすべてのことに関して
「自分の不幸は全てこの相手のせい」
というふうに
思い込むための存在として
利用することはあると思います。
でもそれも、
彼にとっては悪意という認識ではなく
当然のことをしているだけの認識で、
それ以上に
深い思考を巡らせることは
彼にとっては難しいし、
なおかつ不都合だと思います。
そういう意味で、
コメントにある
＝＝＝＝＝＝＝
夫は「明らかに妻を侮り軽んじる行動」をする
＝＝＝＝＝＝＝
というのについても、
彼自身が
「正しいことをしている」と思っている
というよりは、
彼の主観としては
もっと、
「当たり前のことをしている」
という感覚に近く、
別にそれについて、
自分に悪意があるという認識は
本人的にはないと思います。
つまり彼は、
それ以上に頭は回らないし
回す気もないし、
逆に言うと、
頭を回していないからこそ、
その発想ができるとも言えます。
例えるなら、
目の前に
通行の邪魔になる石があったら
普通にそれをどけるのと同じで、
目の前に
通行の邪魔になる妻がいたから
普通にそれをどけるだけ。
その時、
どけられる石の気持ちを
察する必要がないのと同じで、
どけられる妻の気持ちも
察する必要はない。
要するに、
彼の基本的な感覚としては
そういう感じだと思います。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝
例えば、家族セラピーのカウンセリンクで、カウンセラーが元夫に、「あなたことあるごとに、元妻の悪口ばかり言ってるじゃない」
と指摘すると、「え？いつ？」みたいな反応だし、
＝＝＝＝＝＝＝＝＝
この場合の、
「え？いつ？」
というのは
戦略的な演技ではなく、
この彼はその時本当に
そう思ったと思います。
要は、
彼はそもそも、
妻の人間性や
存在そのものに興味がない状態で、
（あるいは、その上でさらに「自分に損をさせる存在」と認識したうえで）
とにかく主観的には、
自分の人生の邪魔を排除したり、
自分の責任や損を回避するために
自分なりに
当たり前のことをしゃべっているだけ
という認識なので、
ことさらに
妻の悪口を言ってるつもりは
ないのだと思います。
ただ、
妻の立場は
もちろん全く考慮していないので
だから、
それを客観的に見た人は
「妻の悪口を言ってる形になってますよ」
というと思いますが
言われている本人は、
（そのつもりが無いから）
「意外だ！」という反応をすると思います。
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その悪口というのも、事実でないことが半分ぐらいだし、
＝＝＝＝＝＝＝＝＝
そもそも、
興味のない相手が仕掛けてくる
自分の人生に対する邪魔を排除したり
自分の損や責任を回避したいだけなので、
彼にとっては
別に、
過去に起こった事実を
そのままの形で
大切にする実益なんてなく、
そんなものは
自分の頭の中で簡単に、
自分に都合のいいことが
実際に起こった
ということに
変換すると思います。
そもそも、
人の記憶というもの自体が、
実体のないものなんだから、
彼としては、
わざわざ、
自分にとって不都合な記憶を
いつまでも「事実」として
頭の中に保存して
無駄に自分が
損をする道を選ばない思います。
そんなものは、
さっさと自分の頭の中で書き換えて、
自分にとって
都合のいいことが
起こったことにして、
自分の過去なんて、
あっという間に
書き換えることができます。
ただこの夫は
自分がそういう
記憶の書き換え作業をしてることを
客観的に把握する能力は
低めだと思いますので、
あくまでも
無意識に
記憶の書き換えをした上で、
それを自覚しないまま、
その、
書き換え後の記憶を
無邪気に
妻の前で披露していると思います。
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こちらからの要望を伝えると、内容にかかわらず変なイチャモンつけて話し合いにならず、渋ったり却下したり、とにかくこちらに決定権や、パワーを与えたくない印象ですね。
権力に対する強迫観念みたいな感じですかね。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
とにかく彼は基本的には、
自分が損をしたくない
だけだと思います。
事実とか
相手の立場とか
そういう面倒くさい概念
にいちいち縛られて、
無意味に自分が損をする
ということを
本能的に嫌うと思います。
そういう意味で、
彼が固執しているのは、
「権力に対する強迫観念」
というよりも、
もっと純粋な「生存本能」
で、
現時点では、
あなたのことを単純に
「自分の人生を脅かす存在」
「自分が勝つべき存在」
というふうに認識していて、
そのため
あなたが何かを言ったら、
その途端、
それがどんな内容であれ、
とにかく生存本能で、
「反論しなきゃ！」
と脊髄反射し、
とりあえず
何かしら反論してくると思います。
でも彼には
相手の主張の正当性を
一つ一つ吟味するほどの
「思考持久力」はないと思いますので、
基本的に、
常にその場しのぎで、
とりあえずその場で
自分が損をしなさそうな
それらしいことを言ってるだけになるはずです。
だから、
たいてい
客観的に彼の言ってることは
バラバラの印象を与えるかもしれません。
もし彼が
そのバラバラな印象を
第三者にも与えているとしたら、
彼は、
モラハラにしては
わりと第三者を騙す能力が低く、
ちょっと脇の甘いタイプかな？
という印象を受けました。
以上、
限られた情報に基づく
いい加減な分析なので、
決してこれを事実だと思わず
参考になりそうなところだけ参考にして
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