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さて
こんにちは。
『離婚しないモラハラ対策カウンセラー』
のJoe（ジョー）です。
日本と韓国とかの
外交関係を見てると
いつも思うんやけど、
どう考えても、
お互いの国が
お互いに対して
いちいち
感情的になってるために、
お互いに
損をしてると思います。
多くの場合、
それは、
「今」では無く、
過去に、
自分たちの祖先が
何をしたとか、されたとか、
しかも、
両者とも、
実は
その記憶も
定かでは無いから、
両者は
一生懸命、
自分たちに都合のいい
解釈を探しながら、
過去の
「思い出」
（あやふやな記憶の解釈）
を巡って、
メリットの無い
争いをします。
で、
これは別に
おかしいことでは無くて、
過去の経験について、
許せない気持ち、
というのは、
人間なら
誰でもあるもんですけど、
ただ、
それを見てて、
私が思うのは、
＝＝＝＝＝＝＝＝＝
それにしても、
今現在の
「自分の不利益」
を、
無視しすぎじゃね？
＝＝＝＝＝＝＝＝＝
ってことです。
どっちの国も
過去の「思い出」
についての感情に
意識が向く分だけ、
明らかに、
今の自分たちの
「利益」と「不利益」
から、
意識が離れています。
結果、
その分だけ、
私たち「今の」国民は
「損」
をしてるわけです。
それは、
皆さんの多くも
実感できるのではないでしょうか。
で、
今回、
私が言いたいのは、
＝＝＝＝＝＝＝＝＝
それは、
国家間だけじゃなくて、
私たち、
「個人」のレベルでも
起きてるよね。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝
ってことです。
たとえば、
自分が、
子供の頃に
親からされたこと、
結婚後に
夫からされたこと、
今の会社で
上司からされたこと、
それらの
「思い出」
に対して、
執着心を燃やしているために、
その分だけ、
今、
自分は自ら、
「損」を選んでないかな？
そう考えてみましょう。
たとえば、
相手に対して
感情的に接し続けることで、
家庭が壊れたり、
関係が
過度に険悪になって、
生活費を
入れてもらえなくなったり、
「ここまで
結婚生活を続けてきたから
今更別れるのは。。。」
といって、
今まで通り、
辛い生活に耐え続けていたり。
そういうふうに、
過去の「思い出」への
執着心によって、
今、
わざわざ、
自分が損をする選択を
し続けている人が多いです。
そうなってるなぁ
と思う人は、
ちょっと冷静になって、
こういうふうに
考えてみてください。
＝＝＝＝＝＝＝＝
人生は、
過去の「思い出」より、
今の「利益」の方が
重要じゃね？
＝＝＝＝＝＝＝＝
って。
そうすると、
自分が、
過去の「思い出」を基準にして
生きることによって、
どれだけ
「今の利益」を投げ捨てながら
生きてるかが
見えてくると思います。
ただ、
これには
気をつけないと
いけないことがあって、
それは、
私が、
このように言うと、
＝＝＝＝＝＝＝
だから、
過去は水に流して、
相手を「許そう！」
＝＝＝＝＝＝＝
と言ってるように
聞こえる人がいることです。
ここまで読んで、
私がそう言ってるように
聞こえた人は、
考えを改めた方が良いと思います。
人それぞれ、
いろんな考え方が
あると思いますが、
私は個人的に、
過去の行いにおいて
恨みのある相手については、
「許さなきゃ」という気持ち
は、
基本的に
持たない方が良い
と思っています。
もちろん、
結果的に、
＝＝＝＝＝＝＝
気が付いたら
いつの間にか許せてたよ。
＝＝＝＝＝＝＝
とか、
＝＝＝＝＝＝＝＝
自然に許せた。
＝＝＝＝＝＝＝＝
というのなら
構わないと思うし、
それはむしろ
理想的だと思います。
でも、
だからと言って、
現に
許せない相手に対して
それを
「許さなければ！」
とか、
「何とか許せないだろうか」
という
心意気は、
基本的に
「持とうと思わない方が良い」
と、
私は思っています。
なぜなら、
それはおそらく
成し遂げられないし、
なおかつ、
許せない相手を
「許そう」
と思うと、
それは多くの場合、
単なる「我慢」に
横滑りするからです。
つまり、
余計に感情がこじれるから。
じゃあ、
その、許せない
過去の「思い出」について、
どうするかと言うと、
相手の、
その部分について、
自分を
意図的に、
「感情ゼロ」
にします。
（ゼロに近づける）
これには、
心の持ち方に、
コツがあるのですが、
簡単に言うと、
まず、
その相手の存在に対して、
自分の心に
うっすらと、
「膜」を張るような感じにします。
つまり、
「素」の自分に
なってはいけません。
そして、
その相手との関係を、
「完全なる、ビジネス上の付き合い」
というふうに
思ってください。
「取引業者」
というふうに
イメージすると
分かりやすいかもしれません。
そうすると、
自分の利益に基づいて、
いい感じで、
相手と
ビジネス上の
コミュニケーションを
取ることができます。
つまり、
相手を「許す」のではなく、
現在の「自分の利益」
の為に、
過去に関する
「自分の感情」を
「棚上げ」
にするわけです。
なぜなら、
そこで自分の感情を
爆発させても、
利益はゼロ円だからです。
これは、
Joeメソッドの
「無関心力」
のうちの
一形態であり、
つまり、
これはもともと、
「モラハラ技術」
（モラハラセンス）
の一種です。
モラハラ体質の人を
観察してると分かりますが、
彼らは
どれだけ感情的になっても、
決して、
その場の「自分の利益」は
犠牲にしません。
必ず、
今現在の利益は
したたかに取りながら、
なおかつ、
感情的に相手を責めるのが
モラハラ体質です。
ところが、
被害者体質の人は、
自分の「感情」に
振り回されるために、
まず、
自分の利益を
犠牲にするところから始めます。
この点、
モラハラ体質と
被害者体質は
真逆なのです。
だから、
被害者体質の人が
過去に恨みのある人との
共存関係を続ける場合には、
モラハラ体質の
したたかさを
意識的に
インストールするのが
効率的ということになります。
最初は
難しく感じる人も
いると思うし、
この方法なら、
悔しい気持ちも
持たなくて済む。
っていうことも、
実際にやってみないと
ピンとこないことだと思いますが、
これは、
思考の技術なので
心の動かし方に慣れていくと、
分かってきます。
最初の段階のコツは、
とにかく
「今の自分の利益」
という点に
意識的に
目を向けることです。
やってみて。
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