すごく静かな場所より、
ちょっとザワザワしてる場所の方が
逆に集中できるってこと、ない？
さて
こんにちは。
『離婚しないモラハラ対策カウンセラー』
のJoe（ジョー）です。
↑前回までの、質問内容↓
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
こんばんは。
攻撃がなくなる本↓
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の、
p125について質問です。
記載のある
不条理な事で責められている時、
意味がわからない時
とありますが
うん。や あぁ。
又は
便宜上の「すみません。」
では対処できない場合、
どのように会話をするのが
得策でしょうか。
「どう思ってるんだ！」
「黙るんじゃない！」
など
強制的に答えを
求められてきた時です。
状況としましては
攻撃してきたモラハラ夫が
不機嫌なまま出て行きました。
こんな時は
自宅には戻らず
泊まるというパターンです。
その後
夕食の時間になり 電話すると 、
「俺はお前に怒っているのに
飯がいるか？いらないか？
そんな事しか言えないのか！」
とネチネチ言われ
思わず子供に呼ばれたフリして
「掛け直すね。」
と言い、切りました。
子供が寝た時間になり、
「かけ直すって言ってたから
かかってくるの待ってるんだけど？」
とラインがありました。
未読スルーしていると
2時間後 電話が２回かかってきました。
もちろん 出たら最後。
2時間は切れないので でませんでした。
翌日
昼に電話がかかってきたり、
もしくは仕事から帰って
攻撃の続きが始まる事は必至です。
怒りの本質の意味がわかりません。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
前回までの記事で書いた
原則を踏まえて、
このコメ主さんの実例を
分かる範囲で
具体的に解説したいと思います。
まずは、
先日の記事でも言った通り、
コメ主さんの場合、
意識が
「その場しのぎ」
に偏り過ぎていると思います。
どういうところかと言うと、
例えば、
＝＝＝＝＝＝＝＝＝
攻撃してきたモラハラ夫が
不機嫌なまま出て行きました。
こんな時は
自宅には戻らず
泊まるというパターンです。
その後
夕食の時間になり 電話すると 、
＝＝＝＝＝＝＝＝＝
という点。
つまり、
コメ主さんは、
今までの経験で既に、
「これは、帰ってこないパターンだ」
というふうに、
先が読めているはずですが、
それなのに、
夕食の時間になると、
（出て行っていて、帰ってこないであろう）
夫に電話する
という習慣が続いています。
あるいは、
その後の、
＝＝＝＝＝＝＝＝
「掛け直すね。」
と言い、切りました。
＝＝＝＝＝＝＝＝
というのも
そうなのですが、
これも、
「かけ直すね」
って言って切ったら、
当然、後から
自分がかけ直す責任が
発生すると、
ご本人も
分かってはいるとは思うのですが、
でも、どうしても、
その場で、
相手を怒らせないように
思わず、
問題を先送りしてしまうのだと思います。
これらは、
一般に、
争いを嫌うタイプの妻が、
「とりあえず、
この場を穏便に。。」
「とにかくこの場で
夫を怒らせないように。。」
という感じで、
毎回、
その場しのぎで
やってしまいがちな行動なのですが、
これによって、
夫に対して、
「言いなりになる妻」
という印象を
与え続けてしまうことになります。
コメ主さん以外にも、
こうなってる人は
多いのではないでしょうか。
もちろん、
その、
「とりあえず
その場を穏便に収めたいから。。」
という気持ちは
分かるのですが、
それらの対応を
繰り返していると、
相手はいちいち
あなたについて、
＝＝＝＝＝＝＝＝＝
かまってくれる嫁だ
＝＝＝＝＝＝＝＝＝
という印象を
持ってしまうかもしれません。
モラハラの文脈で言うと、
それを続ければ続けるほど、
＝＝＝＝＝＝＝
支配できる嫁
＝＝＝＝＝＝＝
という印象を
相手に与えてしまいます。
この、
「嫌々ながらやる相手」
というのは、
モラハラを初めとして、
相手を支配したいタイプの人
にとって大好物で、
そういう人から見ると、
（相手が）
「嫌なのに、渋々やる」
というのは、
自分に服従してる証拠に映り、
そこに希望を持ち続けることになります。
だから、
もしあなたが
そういう相手に対して
何かをしてあげたいなら、
「嫌々」な様子は見せずに、
積極的に（上からな感じで）
するようにした方が良いと思います。
そうしていると、
あなたは、
人から尊重され、
感謝されるようになります。
ところが、
相手の前で
＝＝＝＝＝＝＝＝＝
嫌々だけど、
あなたを恐れてるからこそ
これをやってます。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝
という態度を続けることは、
相手の性格を
サディスティックに
してしまうので、
そういう事柄については、
むしろ、どうやったら、
それをやらずに済むか？
というふうに
考えてみるのが、
このタイプの夫を抑えるための
第一歩です。
そして、
コメ主さんは、
実は、
既に、その一歩を
踏み出しています。
たとえば、
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
未読スルーしていると
2時間後 電話が２回かかってきました。
もちろん 出たら最後。
2時間は切れないので でませんでした。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
つまり、
コメ主さんは、
この夫に対して、
未読スルー
とか
電話に出ない
という毅然とした行為（対処）が
結果的に、できている
（成功体験がある）
ということです。
言い方を変えると、
この夫の要求に対しては、
そういうことをしても大丈夫。
（電話に出なくても、顎の骨を折られる心配は無い）
ということが
実証済みということです。
※注
電話に出ないことが、常に正解
という意味ではありません。
なんであれ、
自分が不条理だと感じる時に
毅然とした態度で
相手にそれを示せること、
に意味があるということです。
ところが、
これについても、
おそらく
コメ主さんの中では、
「自分がそういう人だと
分かってもらうために
毅然としてやっている」
ということではなく、
単に
「なんとなく毎回、
その場しのぎで、
そうしただけ」
だと思うので、
常にその対処が
単発、単発で
終わってしまっていて、
いまだに、
相手から見た
コメ主さんのイメージが
「毅然とした女」
という印象になっていません。
これは、
コメ主さんにとって
もったいないことだと思います。
身近な人からの
攻撃を防ぐには、
毎回、
どう「その場しのぎ」をするか？
ではなく、
ある程度の態度を
ある程度の期間、
一貫性を持って続けることで、
相手に対して、
「ああ、この人（妻）に対しては、
こういうことをしては
いけないんだな」
「俺たちの関係は
そういうことをしては
いけない関係なんだな」
という印象を
持たせる必要があります。
で、
一旦、
その印象を
持たせてしまえば
その後は、
相手の
あなたに対する意識の方が
変わってしまうので
あなた自身は
そんなに対処を意識しなくても
大丈夫になります。
重要なのは、
一旦そうなるまでの、
印象づくりをどうするか？
っていうことです。
コメ主さんと
似たような悩みを
持っている人は、
次回から
この
態度の「一貫性」
について、
意識してみてください。
結果が
大幅に変わってくると思います。
なお、
これらの対処をするには、
「相手が本当に嫌がる行為」
（一つか二つの、相手がマジで嫌がる行為）
は、
周到に避けながら
行うのが鉄則です。
これについては、
明日のメルマガで解説します。
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