野良犬って、
ほんと、おらんようになったね。
たまに見ると、
ちょっとびっくりする。
さて
こんにちは。
『離婚しないモラハラ対策カウンセラー』
のJoe(ジョー)です。
昨日の記事では、
子連れで離婚した場合、
夫と子供の関係を考える前に
自分(母親)と子供の関係を考える
(そっちの方が遥かに重要)
というふうにしましょう、
と解説しました。
https://ameblo.jp/moraharagekokujo/entry-12431488440.html
ただ、
そうは言っても、
母子家庭で
母親一人で子供を育てようとするのは
それ自体が大変なので、
あくまでも
理想的な母親を演じようとすると
無理があるし、
それを目指したって、
どうせ机上の空論に
苦しむことになります。
だから、
私は、
母子家庭の母親たちは特に、
優先順位を決めて
効率的に子供に接するべきだと思います。
では、
子供にとって、
どういう役割として
親が必要かというと、
まずは、
言わずもがなで、
生きるのに最小限必要な生活環境を
安定的に提供することです。
そして、
それ以外に必要なことは、
子供が
何かしらの葛藤を感じた時に、
常に、
「大丈夫だよ」
と言ってあげる
「安全基地」としての役割、
もっと厳密に言うと、
子供自身が
最終的に
「この人がいるから大丈夫」
と感じられる存在として
そこに居るということ。
子供にとっては、
それさえあれば大丈夫、
というよりも、
逆に、それが、
子供自身の人格形成にとって
あまりにも重要なので、
私は、
それ以外の
些細な躾(しつけ)や、
母親として、
「こんな人間に育ってほしい」
というエゴは、
後回しにするべきだと思います。
それらを後回しにすれば
まず、
母親自身の物理的な仕事が減り、
心にゆとりができるので、
子供にとっての
「安全基地」として、
ご機嫌に存在しやすくなります。
これについては、
あなた自身が
自分が子供の立場に立って、
「私が6歳だったら
自分の母親に、どうあって欲しいかな?」
と考えると
同じように感じるのではないかと思います。
考えてみれば、
子供の箸の持ち方が
悪かったところで、
大人になってから
それで不便になれば、
フォークで食べればいいわけだし、
ペンの持ち方が悪くても、
どうせ
今の子供たちが大人になるころには
ペンなんて使わないと思います。
一般論として
必ずしも、
それらの躾が駄目だとは
私も思いませんが、
特に、
母子家庭なんて、
母親自身の仕事が多く
子供の「安全基地」と言えるほど
毎日「ほがらか」にい続けるのは
ただでさえ、至難の業です。
それなのに、
そんな、
子供のペンの持ち方がどうだの、
箸の持ち方がどうだの、
正しい食べ方がどうだの、
そんなくだらないことで、
唯一の親である母親が
毎日毎日、
いちいち眉間にしわを寄せて、
イライライライラする、
「ああ、
この子が私の言うことを聞かないから、
私の人生は不幸だ!!」
そういう顔をして
その顔を子供に見せる。
その家で育った子が、
心豊かに育つかな?
そう考えてみてください。
それをしてまでで、
そんなに自分は
子供の箸の持ち方を治したいのかな?
って考えてみましょう。
本来、
子供の躾
というのは、
子供自身の命や人生を守るために
行われるべきものです。
精神網弱状態の母親が
自分の理想とする家庭像を見て
自分の心を安定させるために
自分の思い通りに
我が子を操作する行為を
「躾」と呼ぶのではありません。
子供にとって
まず必要なのは、
躾という名の
「文化の押し付け」
以前に、
その土台となる
「人格」の形成です。
人格が出来てないと、
その子は
文化を選ぶこともできません。
そして、
その「人格」というものは、
幼少期に
養育者との相互関係によって
作られるものなので、
まず、
その養育者が
精神的に病んでいたり、
子供に
褒めてもらわないといけないような
精神状態では
子供は
自分のために人格を作れません。
それだと、
その子供は
親の為に
自分の人格を作らざるを得なくなります。
そしてその結果が
被害者体質になるわけです。
そのことは、
自らが
毒親に育てられた経験のある人は
肌感覚として分かるのではないでしょうか。
だから、
まずは、
子供をどうするかよりも、
何とかして
母親自身の心の余裕を
作り出さなくてはいけません。
つまり、
それ自体が子供の為になる。
で、
どうするかですが、
母子家庭になって、
どうすればいいか分からなくなってる人は、
ちょっと
次のように考え方を
変えててみてください。
===========
①「私が子供を育てる」
という意識から、
「子供は自分で育っている」
という意識(目線)に変え、
自分は、その補助に徹する。
②「私は母親!!」
という意識はむしろ下げ
子供にとっての
「理想的なお父さん」
的存在を目指す
==========
①については、
自分の子供を信頼する意識を持てば
意識の切り替えは
出来ると思います。
②については、
母親であるあなたが、
「母親」というよりも、
どちらかというと、
「父親」っぽい意識(立場)で、
子育てに当たる感じ。
これが意識できると、
不思議と、
あなたがやっていた
母親としての細々(こまごま)とした仕事
(子供への余計なお世話など)
を、効率よく減らせて、
あなた自身、
心のバランスが取りやすくなるし、
同時に
「子供の安全基地」
(どっしりとした頼れる存在)
(普段は優しいが、怒ると怖い人)
としての自覚も
上がると思います。
新型のユニセックスというか、
==========
女性である母親が
母性本能を持ったまま、
子供から見て、
「ママっていうよりは、理想的なパパ」
に、なる感じ。
==========
それを、
ちょっと意識してみると、
「ひとり親」として、
母子両方にとって
ちょうど良いバランスになると思います。
このブログでよく言ってる
「カッコいい母親であれ」
というのと含めて
イメージしてみると
分かりやすいと思います。
とにかく、
母子家庭の母親というのは、
子供に対しても
出来ることに限界があります。
だから、
何もかもを完ぺきにはできないことを
あらかじめ自覚して、
そのことに
罪悪感を持つのでは無く、
目線を切り替えることで
効率よく、
「これはこれで良し」
と思える母子関係を作ってみましょう。
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