ランカウイ島の日記を挙げたいけど、
島はネット環境が悪くて、
写真がアップデートできない。。。
さて
こんにちは。
『離婚しないモラハラ対策カウンセラー』
のJoe（ジョー）です。
ブログの記事に
コメントをいただきました。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
夫は加害者として
このブログに書かれてあることが
何から何まで当てはまるのですが、
被害者である私は
自分の家庭環境を振り返っても、
あまり当てはまらない気がします。
自分は両親から
愛されて育ったと実感しますし、
自分がやりたいことも
自由にさせてもらいました。
夫のことを除けば
「人生ほぼほぼ思い通り」です。
会社でも子どもの
学校関係のママ友でも
いつも周りに恵まれてると感じるので、
自分が被害者「体質」とは
考えにくいです。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
そういうことは
普通にあると思います。
その場合は、
被害者体質であるよりは、
現状を乗り越えやすいし
対処も、しやすいと思います。
この機会なので
このブログでよく言う、
「被害者体質」について、
説明しておきますね。
まず、
モラハラ被害者というのは
「被害者体質」の人だけが
なるのではありません。
モラハラは、
だれでも被害者に
なり得ます。
なぜかと言うと、
人間というのは、
常に何かを信じて生きる
生き物である以上、
そのすべての人が
何かしらのマインドコントロールによって
支配される可能性はあります。
で、
モラハラというのは、
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
マインドコントロールを伴う支配
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
の一種なので、
つまり、
人は誰でも
モラハラに遭う可能性は
あるということです。
ただし、
その中にも
その
「マインドコントロールを伴う支配」
を
受けやすい人と
受けにくい人というのがいて、
その中でも
極端にそれを
受けやすくなっているタイプの人を、
このブログでは
被害者体質と呼んでいます。
詳しく話すと
複雑になるので
次のように考えてみてください。
今これを見ている人で
被害者体質では無い人でも、
たとえば
モラハラ体質の人に
支配され、何年か経つと、
あなた自身の
マインド（あるいは人間性）が、
その夫と出会う前と比べて
大きく変わっていることに
気づいた経験はあるかもしれません。
極端に卑屈になっているというか、
自分の頭で
考えられなくなっているというか、
客観的にみると、
「そんなことしてたら
そりゃ支配されるよね」
という動きを
自らするようになってる。
それって、
いわゆる、
マインドコントロール状態で、
そうなってしまうと、
あなたがどんな人間になるかは、
その相手しだいです。
たまに、
誘拐されて軟禁された少女が
逃げ出せる環境にあったのに
逃げ出さなかった
という事件がありますが、
それは、
「逃げ出してほしくない」
と思ってる相手に
マインドコントロール
（あるいは洗脳）されたからです。
で、
被害者体質では無かった人が、
その後
モラハラ夫に何年か支配された場合は、
何年か
マインドコントロールによる
支配を受けた状態に
脳が影響を受けますので、
その時点では、
結果的に
（少なくとも一時的に）
「被害者体質」と
同じような体質になることがあり得ます。
つまり、
自分で考えられず
他者の都合によって
動く人間になったりします。
それって、
言ってみれば
親の存在によってでは無く、
夫の存在によって
「被害者体質」
が形成されたのと
同じ状況になるわけです。
ただ、
そういう人のほとんどは、
少なくとも、
最も感受性の高い幼少期
（つまり、その支配をされる前）
に、
被害者的では無い人格として育った
（自分の自由意思が適切に出すことができた）
人間的なベースを持っているので、
その後の
他者からの支配の影響が
極端に長かったり、
極端に洗脳的（暴力的）では無い限り、
一旦、
そこを抜けてしまえば、
比較的簡単に、
また元の自分に戻ります。
それは、
自分の中に
幼少期の健全なベース（イメージ）を
持っているからです。
ひょっとしたら、
上記のコメ主さんも
そのケースかもしれません。
じゃあ、
皆さんも考えてみて欲しいのですが、
もしそのように
あなたを支配して、
あなたの人格が変わったその原因が、
夫では無くて、
あなたの両親だったらどうですか？
つまり、
たとえば、
生まれた時（0歳）から18歳までの
ゼロから
あなたの人格が
出来上がるまでの期間ずっと
精神的に未熟な
親や養育者によって
道具のように支配され続けた場合、
それはもう、
その子供は
「他人軸で生きる」
という生き方しか
経験しないわけだから、
上記の
夫によって
被害者体質が作られた
というケースと違って、
「元に戻る」
という感覚が無いわけです。
だって、
その「元」が無いんだから。
だから、
そういう人にとって、
「被害者体質では無くなる」
というのは、
「自分を取り戻す」
というよりも
むしろ、
「自分を新たに作る」
という感覚の方が近くなり、
取り戻すよりは、
はるかに難しく感じるわけです。
で、
こういうタイプの人が苦しむことになる
最も大きな理由は、
自ら
モラハラ被害に遭いに行くような
行動や態度を繰り返すことです。
これは、
もちろん本人に
その意図があるわけでは無く、
それ以外に
人に慕われる方法を知らないからです。
この性質が
被害者体質の人本人を
非常にしぶとく苦しめます。
（が、実は、れこを治すのは意外と簡単。
ただ、それを知らないだけ）
私は、
基本的には、
そういう状態の人のことを
いわゆる
「被害者体質」
と言っています。
ただ、
このブログでは、
「被害者体質」の定義を
そこに厳密に絞るわけでは無くて、
人には
いろんなケースがあるわけだから、
※たとえば
幼少期の育てられ方は健全でであっても、
その後、他者から
30年もモラハラに支配されたら
被害者体質になり得る、など
いろんな要素によって
「どこに行っても
モラハラに遭ってしまう人」
「どこに行っても
被害者的立場になる癖がついてる人」
を含めて、
「被害者体質」として
アドバイスをしています。
そう考えると、
「どこに行っても・・・」
というのが、
一般的な意味での
「被害者体質」の
要素なのかもしれません。
ただ、
その被害者体質の
定義の基本は、
あくまでも
幼少期の毒親によるケースが
大半なので、
ブログには
それに向けてのアドバイスも
含まれることがあることを
ご理解ください。
とにかく、
今日の記事では、
＝＝＝＝＝＝＝＝＝
このブログで言う
「モラハラ被害者」
という言葉と
「被害者体質」
という言葉は
全く別の意味だ
＝＝＝＝＝＝＝＝＝
ということは
理解しておいてください。
「モラハラ被害者」
というのは、
被害者体質かどうかに関係なく、
「今、モラハラ被害に遭ってる人」
という意味です。
なお、
上記、コメ主さんに
アドバイスをするとしたら、
その場合は、
非常にシンプルで、
まず、
何はともあれ、
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
じゃあ、なんで私は、
この夫との関係だけ
上手くいかなかったんだろう？
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
その答えを
自分の中で明確に
言語化して説明できたら、
あなたは確実に前に進めるし、
現状の対処法も見えてくると思います。
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