松岡修造のウザさが、
なぜかすごく好き。
さて
こんにちわ。
『離婚しないモラハラ対策カウンセラー』
のJoe（ジョー）です。
今日は、
先日、
メルマガで募集した
「分析してほしいモラハラ会話」
について回答します。
いただいた会話例は
以下の通り。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
主人のモラハラに耐えられず
実家に帰ってきて3週間たちました。
最初は強気で
「別れたければ別れろ」
と言っていた主人ですが
さすがに帰ってこないので
どうしようか切羽詰まっているようです。
妻
『手続きを
ちゃんと踏んでさえくれたら
別れてくれて構わない』
夫
『頭にきたら
感情のまま物事を言うけど
本当はそんな事思っていない。
今までの事申し訳ないと思ってる。』
妻
『今まで散々酷い事を言われて、
されて素直にそうですかとは思えない』
夫
『それなら
義両親の前で約束するし
念書も書く。
だから考えなおしてほしい』
妻
『今は考えられない。
時間を下さい』
という感じなのですが
モラハラ夫は
通常自分がしている事が
周りにバレる事を
恐れていると思うのですが
「義両親の前でも
約束や念書を書くから」
という言葉は
どういうところから
きているのでしょうか？
今までのブログを見ると
ぴたりと当てはまりますが
主人はモラハラではないのでしょうか？
n✳︎sさん
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
これ以前の、
夫の発言が分からないので、
このケースが
モラハラに当たるかどうかは
判断が出来ないし、
状況の詳細も
分からないですが、
これを
モラハラと仮定して
一般論として
分析、解説します。
モラハラ状態から
妻が本気で
夫から
離れて行こうとした時、
普通の夫なら、
もうちょっと自然な流れで、
妻を引き留めるものですが、
モラハラ体質の夫の場合は、
この例の様に、
「別れたければ別れろ」
から、
ある日突然、
『頭にきたら
感情のまま物事を言うけど
本当はそんな事思っていない。
今までの事申し訳ないと思ってる。』
というレベルまで、
一気にへりくだるのが特徴です。
周りから見ていると、
「この人、変だな」
と思ってしまうほど、
余りにも不自然に、
急激に
人格が切り替わるのが特徴です。
なぜかと言うと、
モラハラ夫というのは、
そもそも、
その実態が無く
人間としての
芯が無いので、
普通の人の様に
複雑な感情を
抱えきれません。
普通の人なら、
そんな極端な感情の変化をすると、
その相手からも
変な人だと思われるし、
いちいち、
そんなに両極端な感情を
爆発させていたら
疲れるため、
普通は
ある程度、風格のある
人格の一定性を
特に、
他人の前では
示そうとするものですが、
モラハラ夫の場合は
人格の成長に失敗しているので、
「勝てるぜ」
と思ったら、
怒りに任せて
全力で相手を追い込み、
「勝てない」
と思ったら、
全力で媚びたり、
土下座をしたり、
涙を流したり
煽てて見せたりします。
それを、
日替わりで切り替えることだって
全然平気です。
平気というよりも、
本人的には
そこまで気にする余裕が無い
という感じです。
相手に対して
怒りを持っている時に、
「勝てそう」
と思ったら
その時点で、
「ポンッ」と
リミッターが外れて、
ドロドロドロドロ～と、
全ての怒りが
流れ出します。
無調整の、
全ての怒りです。
ですが、
次の瞬間、
「勝てない」
と思ったら、
頭の中は
恐怖でいっぱいになり、
その瞬間に、
頭の中から
怒りが全く無くなります。
この、
怒りが
「全く無くなる」
という部分が
異常なところです。
このモラハラ夫の
脳の特性の事を
「爬虫類的」
と表現する
専門家もいますが、
要するに、
それは普通の人間よりも、
ものすごく動物的で、
自分にとって、
「損か得か」
の基準によって、
自分の感情すら、
根こそぎ変化させます。
上記の例では、
「別れたければ別れろ」
から、
『頭にきたら
感情のまま物事を言うけど
本当はそんな事思っていない。
今までの事申し訳ないと思ってる。』
に変化しています。
これが、
妻が出ていった瞬間に
すぐに態度を変えたなら
ある程度、
普通の人の感覚に近く、
反省している
可能性もあるのですが、
この夫の場合、
妻が出ていってからも、
しばらくは
強気で頑張っており、
自分が
「勝てない」
と感じた瞬間に、
懐柔策に転じています。
つまり、
「相手が困っている」
と感じた段階で
態度を軟化させたのではなく、
「自分にとって損だ」
と感じた段階で、
始めて態度を
１８０度、軟化させている、
すなわち、
自分の損得の基準だけで
態度と感情を変える
「モラハラ」だろうと
思われます。
この状態になっては、
とりあえず
夫は
「強気では勝てない」
と感じているので、
頭の中からは、
「怒り」の感情は
完全に消えており、
心の中は、
恐怖だけになっていると
思われます。
だから、
念書でも何でも、
よほど自分への損が
予測されない限り、
約束には応じます。
その時、
恥の感覚は麻痺しています。
とにかく、
頭の中は
「このままでは勝てない」
それだけです。
しかし、
その後、
この被害者が折れたり、
許したりして、
夫が
「勝てそうだ」
と感じたら、
その時点で、
今までの弱気な気持ちは
一瞬で無くなって、
体の中の
全ての怒りが復活し、
その全部が一気に吹き出します。
この時、
念書を書かされた屈辱も
同時に
怒りとして吹き出す場合もあります。
このように、
モラハラ夫は
自分が損か得かによって、
感情を
１８０度変化させます。
そういう意味では、
私たちが思うような
いわゆる「感情」
というものは、
持ち合わせていないとも言えます。
以上、
いただいた
上記の情報だけでできる範囲の
分析でした。
細部については、
確定的な分析結果では
ありませんが、
情報量が限られていることを
ご了承ください。
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