出張前の準備が大変
さて
こんにちわ。
『離婚しないモラハラ対策カウンセラー』
のJoe（ジョー）です。
モラハラ夫は、
いろんな無理難題を、
あなたに押し付けてきます。
そのことが、
どれほど常識的な外形を
していたとしても、
それは、
モラハラ夫に
メリットがあるからです。
だから、あなたは
その罠にはまるべきでは
ありません。
例えば、
モラハラ夫によっては、
妻に対して、
「働きに出ろ！」
と圧力をかけてくる者もいます。
多くの場合、
「働きに出ろ！」
という直接的な言い方はせず、
遠回しな言い方で
仄めかすなどの方法を使います。
ほとんどの場合、
モラハラ夫は、
あなたに生活費を渡すのが
嫌だから
というのが理由です。
それは、
自分で稼いだお金を
自分で使いたいから
という理由だけでは無く、
もっと単純に、
モラハラ夫は、
妻を人間として見ていないので、
そんな、
人間かどうかも分からん奴に、
自分のお金を使われるのが
腹が立つ
というような
心境になっています。
要するに、
自分のお金を、
不当に搾取されているような
気持ちになるのです。
そして、
実際にあなたが働きに出ると、
その後に、
モラハラ夫は、
「妻が家事をできなくなるから、
その落ち度を突いて
モラハラをやり易くなる」
という、
別のメリットを
認識することもあります。
この時、
モラハラ夫の心は、
モラハラ独特の動きを見せます。
あなたは夫の希望によって、
働きに出たわけですが、
モラハラ夫は
それによって、
家事ができなくなった
あなたに腹を立てます。
そして、
家事が不十分なあなたに対し、
自分（夫）が
どれほど迷惑を被っているかを
アピールしながら、
あなたの良心を責めますが、
この時、
モラハラ夫は、
それに激怒しながら
実は、
激怒することを望んでいるのです。
この、
「激怒を望む」
という意味が分からないと
思うのですが、
これはモラハラ特有の感覚です。
詳しく説明します。
まず、
「モラハラ」というのは、
自分の人格の不安定さによって、
自分の中で生まれる怒りを、
他人のせいにして、
八つ当たりをすることですね。
しかも、この時、
激怒の原因は、
自分（夫）では無く、
相手（妻）にあると、
心の底から信じる必要が
あります。
つまり、
自分が妻を責めているのは、
もちろん八つ当たりでは無く、
不十分な妻に対する、
「教育」であるとか、
自分は
妻から被害を受けたから、
それに憤慨しているだけだ
と、
モラハラ夫自身、
心の底から信じる必要が
あるわけです。
自分は人格者だと、
心の底から信じないと、
パニックになるので、
「全ては相手の責任である」
と、
他人に思わせるだけでなく、
自分も信じる必要があるわけです。
だから、
モラハラ夫は常に
何とかして、
あなたの落ち度を見つけないと
いけないわけですが、
そこで
あなたが働きに出るなどして、
家事ができなくなってくれれば、
「妻としての職務を果たさない」
という、
一般的な「酷い妻」
という外形が作られ、
モラハラ夫は、
「やっぱり俺は被害者」
という自己暗示が
かけやすくなり、
自分を正当化し、
自分を可哀想だと思い込み、
思う存分、相手に、
腹を立てることができるのです。
これが上で書いた
「激怒を望む」
という状態です。
だからモラハラ夫は
本心では、
「激怒したくない」
とは思っていないのです。
この点が、
人格にシビアな障害を
抱えていない一般人と
大きく違います。
何とかして、
自分を
人格者として、
あなたに対して
正当に激怒したくて
たまらないのです。
そこで、
あなたが家事をしない
環境ができれば、
彼は「正当に激怒」でき、
願ったり叶ったりなのです。
ここで、
ひとつ疑問が浮かぶ人も
多いのではないかと思います。
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そもそも、
「働きに出ろ」と言ったり、
仄めかしたのは、
モラハラ夫の方なんだから、
それによって
家事ができなくなる妻に
激怒するのは筋が通らない
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そう思う人は
多いと思うのですが、
モラハラ夫にとっては、
そんなことは
もちろん
どうでもいいことです。
非常にくだらない意見です。
何度も言っているように、
モラハラ夫というのは、
相手が悪いと
心の底から思い込んで
その人を責めて
八つ当たりをしないと、
自分のストレスによって
重大な精神病になるかもしれない、
そういう体質です。
だから、
絶対に相手を
ボコボコにしないと
いけないのです。
だから、
「働きに出ろと言ったのは俺だから、
妻を責めることはできないなぁ」
という発想は無いのです。
そんなものは、
「妻が家事ができていない」
という部分だけを
話題に出せば良い事です。
つまり、
不都合なことは、
頭の中に浮かんでこないように、
気をつければいいわけです。
そして、
妻に対しても、
その話を切り出さないように、
威圧します。
わざわざ、
「妻が家事をできない理由」
という、
モラハラ夫にとって
不都合な事実について考えても、
モラハラ夫には
何のメリットもありません。
もし妻が、
「あなたが働きに出ろと
言ったじゃない」
等と言ったとしても、
適当な理由を付けて、
あしらったり、
もしくは、
適当な理由さえ言わず、
脅して黙らせればいい。
つまり、
そんな細かい、
不都合な事実は
どうでもいいのです。
モラハラ夫にとって、
妻はストレス解消の
道具にすぎません。
だから、
「道具は道具らしく、
黙っておればよい」
ということになっています。
その道具が、
「あなたが働きに出ろと
言ったじゃない」
という、
一人前の人間みたいな意見を
主人に言うことは、
例えるなら、
犬や猫などのペットが、
あなたに対して、
「私をペット扱いするな！」
と言っているのと同じなのです。
だから
モラハラ被害者のあなたが、
その状況から逃れたければ、
良い妻の立場を捨てて、
「悪人」になりましょう。
その上で、
良い妻のフリをしましょう。
モラハラ被害者に
なるような女性は、
「腹黒さ」が足りないんですよ。
だから、
モラハラなんかに
引っかかるのです。
そして、
いろんな環境の人が
いると思いますが、
モラハラ夫が
「働きに出ろ」
と言っても、
または仄めかしても、
可能な限り、
安易に従うべきでは無いのが
原則です。
それをしてしまっては、
モラハラのトリックに
ハマることになるからです。
これについては、
次回解説します。
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