私からのメールが届かない方、
2つの原因が考えられます。
①迷惑メールフォルダーに入っている
②携帯の方は、
PCからの受信拒否設定になっている
一度ご確認ください。
それでも届かない人は、
お手数ですが、ご一報ください。
こんにちわ
『離婚しないモラハラ対策カウンセラー』
のJoe（ジョー）です。
今回も、
モラハラ被害者さんから
投稿していただいた体験記、
「私が共依存になったわけ」
をご紹介します。
※「共依存」とは、
モラハラ被害者になりやすい体質のことです。
多くのモラハラ被害者は、
子供時代に、親から健全な愛情表現を
受けなかったことにより
共依存体質となり、
それが原因で、
モラハラ夫の罠に落ちます。
共依存の人にとって、
自分の過去を振り返って、
自分が共依存になった過程を
認識することは、
共依存脱出の第一歩です。
だから、この記事を読んで、
ご自身の子供時代を
振り返ってみてください。
そうしていると、
自分に気づき、
モラハラ被害者になりにくくなりますよ。
体験談 №６０『どうしても振出しに引き戻される』
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＜高校時代＞
新聞の求人欄で、
『住み込み店員募集』
を見つけた。
京都の
呉服問屋。
田舎者の私にとって、
当時、
京都は‘大都会’であり、
未知の世界だった。
”大都会の
人ごみの中に混じって、
誰にも
気付かれずに生きていきたい。”
私は、
‘働きたい’という
手紙を出した。
『かねてより呉服関係の仕事を
切望しておりましたが、
貴社の募集を見つけた時
嬉しくて・・』
呉服など、
全く興味はなかった。
どうしても
母から逃げたい・・
住む所と
仕事さえあれば、
何とか生きていける
と思った。
一週間ほどで、
いとも簡単に、
‘採用通知’が来た。
あまりにも突然で、
全身の力が抜けた。
採用通知を、
何度も見直した。
いよいよ、
この家を出る時が来た。
あとは、
両親にいつ話すか、、
これが私の最後の難関だった。
早く話せば
きっとぶち壊される。
ある日
私は恐る恐る母に告げた。
「入社試験にパスした」
案の定、
母はいきり立った。
『もう高校に行く必要はない。
今すぐ退学しなさい！』
なのに、
しばらくするとまた言う。
「どこの大学にするつもり？」
「そんなにテレビを観ていたら
大学に落ちるよ」
母の言っている事は、
支離滅裂で、
それでも
返事をさせられる。
「私は就職が決まってる」
≪何！私は許した覚えはないよ！≫
私の精神は、
破壊寸前だった。
呉服商に手紙を出した。
『親を説得してほしい』と。
これ以外に、
もう私は、どうしていいか分からなかった。
その返事は、、
『先日採用の通知を出しましたが、
ご両親の承知でない事を知り、
それではこちらの責任が余りにも重すぎるので、
一応、採用をとりけしさせて頂きます』
一番大切で、
一番困難と思われる事を、
他人に委ねようとした私に、
天罰が当たった。
私は、あまりにも
世間を甘く見ていた。
自分に対する
自惚れもはなはだしい。
しかし、、
大人のやることも、
何と軽率で情けないモノか。
いとも簡単に「採用します」と言い、
いとも簡単に「取り消します」という。
私は、、
もがいても、もがいても、
振出しに引き戻されてしまう。
私が、私の将来を決める事が、
どうしても許されない。。
それどころか、、
私は、
自分が何を求めているのかさえ、
解らなくなっている。。
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