【投稿】私が共依存になった理由 No.59〈モラハラ被害への過程〉 | 離れられない『モラハラ』『身近な人からの攻撃』対処の超裏技!

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《離婚しないモラハラ対策カウンセラー》Joe






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こんにちわビックリマーク
『離婚しないモラハラ対策カウンセラー』
のJoe(ジョー)です。


今回も、
モラハラ被害者さんから
投稿していただいた体験記、


「私が共依存になったわけ」

をご紹介します。


※「共依存」とは、
 モラハラ被害者になりやすい体質のことです。

 多くのモラハラ被害者は、
 子供時代に、親から健全な愛情表現を
 受けなかったことにより
 
 共依存体質となり、
 それが原因で、
 モラハラ夫の罠に落ちます。


 共依存の人にとって、
 自分の過去を振り返って、
 自分が共依存になった過程を
 認識することは、
 共依存脱出の第一歩です。

 だから、この記事を読んで、
 ご自身の子供時代を
 振り返ってみてください。

 そうしていると、
 自分に気づき、
 モラハラ被害者になりにくくなりますよ。







体験談 №59『私の友達を見くびる母』‏
=================

<高校時代>






隣の席のKさんは、
成績優秀で、常にトップクラス。

仲良しという訳ではなかったが、
たまに雑談をすることがあった。

ある日、彼女が言った。
「あなたの家に
遊びに行ってもいい?」

唐突で、びっくりした。
だって私は今まで、誰一人として
家に招いたことがない。

それに、
人を呼べるような雰囲気ではない事が、
頭に重くのしかかった。

「私の家は、
暗くて面白くないから」と、
何とか思い止まってもらおうとしが、

それでも、彼女は、
「いいよ。あなたの家が見たいの」
と言った。


案の定、
私の家には遊ぶものが何もない。
狭い私の部屋には、
机と本箱だけ。

私達は、
和室の客間に座った。

部屋の真ん中に座卓があり、
床の間には掛け軸と、壺の置物。

無駄な物が
一切ない。

日常、
誰一人として話しに来る人のない
客間。

そんな部屋に、
差向って座っていても、
お互いの進路が違えば、
話す話題もない。

それでも彼女は、
楽しそうに話を振ってくれる。


まもなく、
出掛けていた母が帰って来たので、
私は居間に行き、

「友達が来てる。
何かおやつちょうだい」
と伝えて、
彼女の元に戻った。

しばらくして、
襖がサッと開き、母が現れた。

「おじゃましてます」
彼女は満面の笑顔で挨拶した。

消えそうな声で
「いらっしゃい」
母は、
突っ立ったまま
作り笑いをし、

無造作に、
アイスクリーム2個を、
座卓の上に置いて出て行った。

私は
息をのんだ。

”やめて!
お願いだから
友達の前ではやめて!”
と、思った。

いつもの母は、
そのように非常識な人ではない。

隣近所の人の間では
異常なくらい愛想を振りまく人だ。

確実に、意識して、
彼女の前で、不快を見せつけた。。


更には、、

二階から降りてきた姉と、
居間で、クスクスと笑う。

声を殺しているようでも、
実は、
不気味な声を聞かせて
面白がっている。

というより、
私に対す嫌がらせなのだ。

”あんたは、
友達なんか連れて帰る身分じゃないよ”
と。

”勉強もしないで、
なに楽しんでるんだ!”
と。

”クックックックッ” ”キャキャキャ”
と、わざと、ふざけ合っている。
いつもは、
そんなに仲良しでもない母と姉が・・

私が憎いなら、
私を罰すればいい。

始めて連れて帰った私の友達を、
何故、冒涜するのか。

多分、
そうすることが一番
私を苦しめる事になるのを、
解ってる。

母は、
私の友達をつかって、
私を懲らしめたのだ。



駅まで送って帰る道すがら、
「私の家って、、
なんか、しっとりしてるでしょ?」
と言った。
他に
言葉が見つからなかった。

彼女は、
「そうね」
と言って笑った。。


・・・

たかが、”〇〇大学が命”の、
バカ親が、、

国内で指折りの名門大学を目指す
彼女に、、

そこまで
見下した態度をしたことが
許せない。

アンタだけは、、
私が憎かろうと、

勉強ができて、
頭のいい彼女を見下す資格はない!!

本当に、恥ずかしい。
本当に、情けない。


フフフと笑って、
なんともないよと
手を振って帰って行った友達に、
私の胸は
張り裂けそうだった。


後日。。

私が、
机に着いて、ボーッとしていると、
彼女がこっちを見て、
何か言ってる。

「ん?」
と聞き返したら、

「ぶるな!」
と。

もう一度
聞きかえしたら、

「孤独ぶるな!」
と。


私は、
今でもこの言葉が
忘れられない。

「孤独ぶるな!」
とは、

「元気をだせ!」
って事だと思う。

”自分を孤独に追い込まず、
 元気を出すんだよ”

と、
彼女は
言ってくれたような気がします。

彼女とは、
進む道が余りにもかけ離れており、
段々
離れて行きました。

不思議な
後光が差してる人でした。。







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