この記事は、
前回記事からの続きとなります。
まだ読んでない方は、
こちらから先に読んでください。
【モラハラ対処時の落とし穴①】
こんにちわ。
『離婚しないモラハラ対策カウンセラー』
のJoe（ジョー）です。
あなたが
モラハラについて
知っていく過程で、
生まれる危険の２つ目は、
あなたが明確に
「悪人になる」
と決めない限り、
あなたは、
モラハラ夫と
同類になってしまうことです。
あなたが
モラハラ対策をする
必要があるということは、
つまり、あなたには
今すぐ離婚できない
理由があるということですね。
多くの場合は、
経済的に夫に依存したいとか、
子供が成長するまで、
というような理由だと思います。
その場合、
特に、
経済的な理由を
考えればわかりますが、
「愛してもいない相手から、
給料は受け取って、
生活をしてやろう」
という魂胆を持つ時点で、
実質的にあなたは、
「悪人」なのです。
結果的に、
あなたによる
「結婚詐欺」のような
形になりますね。
私がこう言うと、
あなたは、
イラッとくるでしょう。
あなたには
あなたの言い分があるし、
今まで散々搾取されてきた
という経緯もあります。
モラハラ夫は、
それ相応の負担を
今後、負って行くべきだと
感じますね。
あなたのその、
反発したい気分は、
今後、
このブログなどを見ながら、
モラハラの実態を
知っていくにつれ、
どんどん強くなります。
あなたの洗脳が解け、
あなたが実際に
モラハラ夫から
どんなことをされていたのかを
知っていくからです。
ところが、
あなたが経済的に
依存したい気持ち、
自分で働くより楽だ
という気持ちは、
事実なわけです。
それは、
過去の夫からの
仕打ちとは別問題です。
それなのに、あなたは、
自分本位な願望を、
夫への憎しみの裏に隠し、
「将来的に
夫を利用しようとしている」
という事実を
心の奥底に、
隠そうとするわけです。
ここで、ちょっと
冷静に考えてみてください。
それって、
モラハラ夫と
同じじゃないですか？
自分に不都合なことは
一切認めず、
自分の正当性だけを
主張しながら、
相手を利用して生きる。
まるっきり、
モラハラ夫と同じなのです。
これはつまり、
あなたが
「モラハラ人間」
になることを意味します。
まさに
「ミイラ取りがミイラになる」
という状況です。
あなたは、
そうなりたいですか？
今のモラハラ夫を見て、
そうなりたいと思いますか？
それが幸せだと思いますか？
しかし、
これを解消する方法があります。
「悪人になること」です。
自分が「悪人」であることを、
自分の中で、
認めてしまうのです。
あなたが、
自分を悪人だと認識すれば、
あなたの心の中に、
矛盾は生じないのです。
今までの
経緯はさておいて、
今後の悪人は、
あなたなのです。
あなたが夫を
利用しながら生きるのです。
どちらかというと、
夫に対して、
申し訳ないと思うくらいで
ちょうどいいです。
そうすると、
世の中的にも
矛盾が無くなるし、
意外なことに、
あなたの気持ちも
グッと楽になります。
想像してみてください。
実際には、夫を利用していながら、
自分の中で
必死で自分を正当化して、
自分が正しい理由を
探しながら、
自分に対して、
言い訳をしながら生きるのと、
姑息に、卑怯に、夫を利用しながら、
「私って、悪人やわ～」
「ごめんなさいね～」
と思いながら生きるの、
どっちが楽しそうですか？
もちろん
本当は、正々堂々と、
仲良く生きるのが
良いに決まってますよ。
でも、
あなたの夫は
精神的に異常で、
あなたには、
離婚できない理由が
あるわけでしょう。
しかも、
自己愛性人格障害の人と
離婚するのは至難の業です。
つまり、
あなたの家庭は
正常ではないのです。
そうなると、あなたは、
嫌でも夫を
利用する形になるでしょう。
つまり、
上の２つの選択肢の
どちらかを
否応なく
選ぶことになるわけです。
それなら、
あなたが自分を
「悪人」だと認め、
多少なりとも、
「申し訳ない」
という気持ちがある方が、
むしろ
可愛げがあるし
第一、
その方が楽しいでしょう。
あなたの魂胆を、
素直に認めてください。
モラハラ夫を
利用しようとしていることを
認めてください。
そして、
どのように利用しようと
しているのかをも、
自分の中で認めてください。
「悪人になる」
と決意すれば、それができます。
それができれば、
急に気持ちが楽になるし、
すべてのモラハラ対策が、
すごく楽しくなります。
「悪人になる」こと
は、必須です。
さもないと、
あなた自身が
モラハラ野郎に
なってしまうわけですから。
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