無事に北米の本拠地に戻るや否や、時差ぼけを感じる暇もない位、
今度は本拠地での仕事に明け暮れている。
アメリカでは来週、独立記念日があることあり、今週後半から有給を
とって長期休暇に入る同僚が多く、ここ数日は、自分の仕事に加え
こうした同僚の休みをカバーするための業務が多い。
その点、アメリカを本拠地としない社は、こうした社会的、文化的
背景が異なることもあり、「祝日の前後に休みをとる人がやたらと多い」
とか「秋の感謝祭(Thanksgiving)以後は Holiday Seasonに入るため
仕事のペースが落ちがち」などのアメリカの「あるある」はあまり
関係がない。
よって、同僚が悠々と休みを取る中、自分だけがカツカツ仕事をしなければ
ならず、正直自分のモチベーションを保つのが大変なこともある。
ただ、同時にアジアの場合、日本でいうGWに年末年始、中国でいう
旧正月、韓国のThanksgivingなど、国としてまとまった休みをとることが
多いため、その時期、同僚がカツカツしている時に、自分には一時の休みが
あるため、まあ人のことは言えないであろう。
本日は、休みをとった同僚の肩代わりで彼のクライアントの対応が任務で
あった。ただ、今回の案件が、C-level (CEO, CFO, CMO, CTOなど
Chief ナントカ Officerと入る、いわゆる企業の幹部の中でもかなり上の人)
が関わる案件であった。
今回、これら御一行さまが Private Jetで私の職場近くの空港まで見えた
こともあり、このアレンジの先方担当者は「アジア人顔負け」の細かい
レベルにて事細かく確認・調整があり、本当に神経をすり減らした。
特に、私の同僚のクライアントということで、彼の顔を潰すわけには
いかず、対応の一語一句に気を遣ったこともあり、最後に見送った後には
しばらく立ち上がる気力がないほど疲れ切っていた。
でも私が本当の意味で疲れたのは、やはり今回来訪されたクライアントが
完全「アメリカ企業」で、正直、来訪者の中にも、ほとんど Diversity
(多様性)、あえて言うと国際色があまり見えなかったことが関係している。
やはりこういう相手の場合、当然ながら来訪者の社交の仕方も超アメリカ流。
まさにわたしが苦手としているところなのだ。
以前「間がうまく取れない」と書いたことがあるが、まさにその通りで
ある中、今回は同僚の顔を潰さないように!といつもよりも気合を入れて
いたが、うまくできたのだろうか。
これまで面識がある人や、メールや電話でやりとりをしていた担当者とは、
比較的和やかな話ができるのだが、どうしても「お初」の人とは苦手意識が
でるのか、どういう絡みをすべきかということで間が取りにくいところがある。
今日は苦手意識をなんとか払拭すべく、アジア人対応とはまた異なる
モード(テンション?)で対応をしたことで、若干、今まで感じていた
「妙な間」はほとんど感じなかったような気がした。
いや、正直、振り返るとチラホラと反省点はあるのだが、ここで悩んでも
仕方ないので、今日の仕事はうまくいったということにしておきたい。
今日は金曜日。あまり深く考えず、不安・後悔という感情に蓋をして
週末を迎えたい心境である。