La philosophie de la jeune fille

La philosophie de la jeune fille

少女の恋は詩。女の恋は哲学。

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あたしだけが取り残されたような

群衆の中でスローモーションのように

どろりとした視界に

思考がままならない。


私は何処にいるのか


お前には何もない、と吐き捨てる様に

言ったあなたの目が

忘れられない。
サド伯爵の恋の罪と読み返す

まだ十代のさなか、手に取ったけど
内容をあまり覚えていなかった。


恋は罪
愛は義務


奔放な性に憧れを抱く
哀れな男

妻は夢の中で容易く不貞を成し遂げ
男が報復を成し遂げようと
現実に彷徨うが、成し遂げられず
涙して妻に赦しを乞うのは夢奇譚

女は自由な生き物だ


精神を縛る事に成功した者だけが
支配者となりうる。


恋は罪だ


誰よりも心を縛るのに
そこには貞操の義務など伴わないのだから。
ずいぶんリアルな夢を見ました。

どこかはわかりませんが、散歩中でしょうか。
兎に角、歩いていて空を見ていました。

夜になる瞬間。

夕焼けオレンジの空を、ふわぁっと濃紺が覆い

あ、と思った途端

一番星が瞬き、こぼれる光がパラパラと星になっていきます。


無数の流れ星が弧を描き

星の光が星を産む

何時の間にか濃紺が覆い尽くした空は
宇宙を内包して、無数の銀河と
惑星が確認できるほどだった。


夜になる瞬間

宇宙に内包される瞬間

あまりに心地よかった。


あなたは、夜になる瞬間を見た事がある?と

隣で吐息をたてるダーリンに思わず聞いてしまったほどに。
コルセットを日常に着用しているのですが、着用までの手順は
とても儀式めいていて、大切な落ち着く時間です。

コルセットをしてしまうと屈めなくなります。
従って、先に下半身を整えます。
コルセットを着用する場合、パンツスタイルは難しく、スカートやワンピースになります。
ですので、ストッキングを履かないといけないわけですが、これもまた制限があり
腹部まで覆うコルセットは、パンティストッキングには適しません。
というわけで、ガーターベルトが必要になります。

ガーターベルトを着用し終え、コルセットを締めます。

ガーターベルトをつけると、途端、女臭くなります。

背筋が、ぴん、と伸び
身体が緊張感に包まれます。

ぐっと、背中のリボンを引っ張り
最後に縛るまでの間。

コルセットは、酷くきつく抱き締めてくれます。
愛されて、ぎゅう、と抱き締められた感触に似ています。

ところで、SMをやる際に、Mの条件は兎に角身体の柔軟性です。

柔らかくないと、どうにもなりません。

コルセットを締めながら、身体の硬い人は一人では着用できないよね、と

コルセットは、マゾヒズムを具現化したものだっけ?と
ぼんやり思ってしまいました。
どちらがあたしらしいのだろう。

彼を真綿で絞め殺していくのは、罪ではないだろうか。

あなたには、もっといい世界があるので

どうぞ、飛び立ってと思うのは、怠慢

七つの罪を、犯しても尚。



純潔を望むのは、偽善。

融けて、ひとつになりたいと願ったのも。

アモデウスと呼ばれた
インキュバスに取り憑かれたか、と言ったのはあなた


交わりが罪でないのなら
純潔の侭で悪魔の子を産むこともできる