コルセットを日常に着用しているのですが、着用までの手順は
とても儀式めいていて、大切な落ち着く時間です。
コルセットをしてしまうと屈めなくなります。
従って、先に下半身を整えます。
コルセットを着用する場合、パンツスタイルは難しく、スカートやワンピースになります。
ですので、ストッキングを履かないといけないわけですが、これもまた制限があり
腹部まで覆うコルセットは、パンティストッキングには適しません。
というわけで、ガーターベルトが必要になります。
ガーターベルトを着用し終え、コルセットを締めます。
ガーターベルトをつけると、途端、女臭くなります。
背筋が、ぴん、と伸び
身体が緊張感に包まれます。
ぐっと、背中のリボンを引っ張り
最後に縛るまでの間。
コルセットは、酷くきつく抱き締めてくれます。
愛されて、ぎゅう、と抱き締められた感触に似ています。
ところで、SMをやる際に、Mの条件は兎に角身体の柔軟性です。
柔らかくないと、どうにもなりません。
コルセットを締めながら、身体の硬い人は一人では着用できないよね、と
コルセットは、マゾヒズムを具現化したものだっけ?と
ぼんやり思ってしまいました。