儀式。 | La philosophie de la jeune fille

La philosophie de la jeune fille

少女の恋は詩。女の恋は哲学。

コルセットを日常に着用しているのですが、着用までの手順は
とても儀式めいていて、大切な落ち着く時間です。

コルセットをしてしまうと屈めなくなります。
従って、先に下半身を整えます。
コルセットを着用する場合、パンツスタイルは難しく、スカートやワンピースになります。
ですので、ストッキングを履かないといけないわけですが、これもまた制限があり
腹部まで覆うコルセットは、パンティストッキングには適しません。
というわけで、ガーターベルトが必要になります。

ガーターベルトを着用し終え、コルセットを締めます。

ガーターベルトをつけると、途端、女臭くなります。

背筋が、ぴん、と伸び
身体が緊張感に包まれます。

ぐっと、背中のリボンを引っ張り
最後に縛るまでの間。

コルセットは、酷くきつく抱き締めてくれます。
愛されて、ぎゅう、と抱き締められた感触に似ています。

ところで、SMをやる際に、Mの条件は兎に角身体の柔軟性です。

柔らかくないと、どうにもなりません。

コルセットを締めながら、身体の硬い人は一人では着用できないよね、と

コルセットは、マゾヒズムを具現化したものだっけ?と
ぼんやり思ってしまいました。