ということで、308SWのことを書くのは久しぶりです。
つまり何も触っていなかったということで、
ここ、数か月、ある本を執筆していまして、仕事時間外の夜、土日はかなりこの作業に費やしておりました。
なかなかしんどい時間でしたが、
ふと、執筆を依頼してくださった方と車の話題になり、数十万円かけて10馬力程度アップして、足回りやブレーキも触って、かなり良くなったなんて言うお話を伺ったものですから
さて、
私もやってみようかということで、ちょっと調べてみましたら、
簡単にパワーアップできるキットが販売されているではありませんか。
レースチップ Ultimate という製品です。
廉価版も販売されていましたが、どうせつけるなら最上級ということでの選択です。
なんでもドイツ製ということで、
公式ホームページの記載を見ると「ブーストセンサーとインテークマニホールドセンサーのコネクターに割り込ませることで、ブースト圧をアップします。」というものらしいです。
なんと、
156PS/240Nm → 201PS/312Nm
にしてくれるらしい。
これは素晴らしいということで、
たくさんTポイントがいただけるヤフーショッピングのサイトから「5のつく日」のキャンペーン日に注文。

数日で到着。
早速取り付けを試みましたが、

エンジンの奥に見え隠れするエアクリーナーの箱を取り出し、その奥にあるコネクターに割り込ませるということで、早速自分で試み、作業の段取りを確認していたところ、別の発見がありました。(実は上の写真、取り付け後の写真です。取り付け前の写真がなく・・・汗)
下の写真は問題の箇所です。

写真でわかるかと思いますが、シリンダヘッドとカバーの間からオイルがにじみ出ています。
上のカバーにもオイルが伝っているということ、その下を見ると油が流れている跡を見つけてしまいました。BMWと共同開発した1.6リッターターボエンジンでは、この症状はしばしばみられるようです。
206×2台でも、307SWでも見られなかったエンジンからの油漏れです。
悪さをしようとすると、こうやって悪いところを見つけてしまうものです。
とりあえず、レースチップを付けている場合ではないので、先日ディーラー送りにしました。
不幸中の幸いですが、シリンダヘッドのカバーから油が漏れているので、カバーを外してゴムのガスケットを交換することになりますが、その作業に伴い、周囲のパーツを取り外します。
どうせなら、ついでにレースチップもつけてもらおうということで
お願いしたら快く引き受けていただきました。助かりました。
さらに、最初の車検前ということもあり、メーカー保証でやっていただけるということで、結局お支払いしたのは、レースチップの取り付け工賃の数千円です。
先週の日曜日に車を引き取りに行き、家族で少々ドライブしてみましたが、全く別の車のような、妙に力強くなっているけど、扱いやすく、ランク上の車を運転しているような印象を持ちました。
同乗者曰く、それなりに踏み込んだら、シートに押し付けられるような感覚があるようです。
レースチップを取り付けた方のレビューを様々なサイトで拝見しましたが、皆さん一度つけたらやめられないと書かれています。
全くその通りで、一度つけたら、やめられない。私も同じ意見です。
もっと早くつけとけばよかったと思うほど
さらに、新しく車を買うときは、最初からつけてもらってもよいかもしれません。
少し乗ってから、取り付けるのもよいでしょう。
そのくらいの違いを見せてくれたレースチップでした。
ターボ車にお乗りの皆さまに簡単アップデートのおすすめでした。