このスピーカーを導入して2週間が経ったわけだが、いくつかのセッティングを試してみた。
 
①付属のスパイクを使用し「 OYAIDE INS-SP 」の4点支持で設置
②床の上に 「 J1 Project の A25R/4P 」 を直置きし、4箇所で支持
 
最初は床に直置きしたのだが、これでは低音域が過剰に鳴り響き床が振動するほど暴れた。
前のコンパクトスピーカーはセッティングを変えるにしても軽くて小さいので意を決する必要はなかったが、新しいスピーカーは大きく重たいが手をかけるところがないので動かすのも大変・・・位置を合せるだけでも汗だく。。
最初に試したのは、付属のスパイクをスピーカー裏に取り付け、ステンレスのスパイク受けに乗せてセッティングしてみた。
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スピーカーのベースが変わった形をしているので直に床に倒すとこのベースが破損してしまうので・・・というか最初から角が割れている。これ以上傷めるのも気が引けるので、座布団を引いて、その上にスピーカーを倒し、スパイクをねじ止めした。前の持ち主もセッティングに随分苦労したのだろう。
 
スパイクの印象は、高音域から低音域までぼやけていた輪郭が明瞭になり、明るめの印象になった。
ただ少し明るくなりすぎて、高音域が耳につくようになってしまった。また、高音域については、床から離して設置したことが原因だと思われるが、少しおとなしい方向に。
低音域を強調していないディスク向きで、ヒラリーハーンのヴァイオリンが少しだけ艶やかに聴こえるようになり、オーケストラを聴いてみると、こもり感がほとんどなくとてもクリアな音像。ただシンバルなど金属が鳴る音については、キンキン耳につくようになった。高音域が主張出来ないスピーカーなのかと思っていたが以外な結果に・・・フォープレイやmisiaなども、耳につくところがあり、特にmisia が声を張り上げたところなどは騒々しく聞こえる。
 
思ったように鳴っていないな。。
 
床置きとスパイクの間に位置するセッティングはないだろうか?
 
試しに、ボレロピッコロをセッティングしていたときにインシュレータとして使っていたJ1プロジェクトのA25Rをスパイクと同じ位置に4個入れてみた。
低音域が概ね復活し、高音域についても直置きセッティングに比べると艶やかさを残し、耳についていた金属音は抑えられちょうどいい具合。これはいい感じ。
上に挙げたディスクを片っ端から聞いてみたが、どれもバランスがよく、ヒラリーハーンのバイオリンは少しだけ艶やかなに・・・ボレロピッコロを少し思い出すところまで来た。
 
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他に出来ることは・・・。
このスピーカーは、バイワイヤリングが出来るスピーカーで元々スピーカーに付属していた金属板で互いを結線しているので、これを交換してみたら・・・8TCを少し拝借して渡り線にしてみたらどうかな・・・。
 
そもそもバイワイヤリングのスピーカーって、ステレオ出力1系統のスピーカーでどうやって接続するのが一番いいのだろうか?
よくよく考えたら分からないことだらけ・・・。いろいろ試してみよう。。