え?

撤退?

う~しょうがないか・・・めちゃめちゃ残念だ~。

最初の感想。

世の中では各製造業で、派遣社員を減らすという報道がされているのに、数百億円も費用がかかるF-1を続けるのは、説明責任を果たせないと判断したのか、経験値の高いエンジニアに市販車の開発を担当させたかっただけか・・・多くの人員や経費を費やしてきたにも関わらず、マクラーレンやフェラーリ、BMW、ルノーなど他チームに、全く歯が立たなかったということ、競争力を得られない、勝てない、そういう状況からもイメージダウンを回避するという考え方か・・・。
(パナソニック・トヨタレーシングは続けるらしいですよね。)

KERSシステムの開発が進んでいると報じられていましたので、本当に残念。
ある程度、来年の準備もできているのでしょうから、このチームを購入するということは、買いたい人にとってはいいチャンスかもしれませんね。
買い手も3社あると報道されていますので、ロスブラウンの元で強いチームになってほしいなと思います。

技術力と言えば、トヨタもそうですが、欧州のメーカーには技術で勝てない状況になってきたように思います。むしろ日本の技術が伸び悩んでいる・・・そんな風にも思えます。
市販車のパッケージは得意なんですけどね。。研ぎ澄まされた極限の世界となると難しい。
何が欧州と違うんだろう?

今朝の新聞を見たら、ホンダF-1に携わっているエンジニアを新たな製品開発に従事させると書いてありました。社員総動員で、この危機を乗り切ろうという決意が伝わってきます。

ホンダの撤退を受けて、F-1では、エンジンのコストを下げるための方策を決めるようです。
技術競争がなくなると訴えている各社さんの気持ちは察するところがありますが、すべての会社がランボルギーニのような思想になれるとは思えません。今後の流れとしてガソリンを燃料とした内燃機関の肩身は、狭まって行くことが容易に想像でき、これに代わる動力源が求められているのは事実。
ホンダはこの辺も提言している、もしくは、思想と合わないのかなと・・・。アメリカのレースは続けるようですからね。。

個人的にホンダは好きな会社ですし、最初に購入したクルマはインテグラでした。
今後の新しい技術に期待したいと思います。