60. 再発一度でも癌が発症した人は、常に再発を意識しながらの生活になります。癌になった部位により再発率は異なっていますが、膵臓癌の再発率はとても高いようです。胃や肺などは異なり、小さな臓器であるための動脈・静脈への転位があって、癌が取りきれない場合が多いためのようです。癌になり再発しない人も多くいます。例えば私の叔父(先日腎臓癌で亡くなった従兄弟の親)は、癌が不治の病と言われていた今から40年以上前に発病し、全く再発せずに健在です。しかし、膵臓の場合は、妹も弟もそうでしたが、再発しています。5年生存率も、元々低いものの一つとなっています。発見が難しく、癌が取りきれないことが多いため、癌は怖い病気ではないと言われている現在でも、5年後の生存率は平均で10~20%とされています。特に、私のように再発しステージが高い場合には、極端に低くなっています。しかし、先日書きましたように、此も天命であると思っています。後は、何処まで現状を維持出来るかと、どのように生きていくかだと思います。悲観せず、かといって肩肘を張らず頑張らず、ありのままに自分らしく生きたいと思います。
59. 弟について(22)入院保証人此は何処でも同じだと思いますが、入院する時は、入院の保証人が複数必要になります。病院が保証人を求める理由はいくつかあるようです。入院費の弁済と手術や緊急時の最終判断を求めるために求めているようです。弟の病院(私の入院先でもありますが)は、緊急時の判断を求めるためと死亡時の遺体の引き取りのたに、保証人を求めていました。弟が入院した時は、私と弟の友人が保証人になりました。私は単に入院費支払いの保証人だと思っていたため、病院の説明を聞いて少し戸惑いました。弟の意志を知っているだけに、それと異なる判断は出来ないし、かといって苦しみを増やすこともさせたくないし・・・。結局、最終判断 は私に委ねられ、弟の意志に沿って事は進んでいきましたが、もし保証人が友人だけだった場合、どうしただろうかと今思っています。例えば、弟の場合は全献体をしましたが、臓器移植を望んでいたような場合は、どう対処するのだろうかとおもいました。それと、入院保証人を得られない人はどうされているのか、それも気になりました。来週、病院でムンテラがあります。私自身の対処をどうしていくかは、それから考えようと覆います。
58. 検査を終えて検査が全て終わり、獣医さんに預けてあった居候を迎えに行って帰宅しました。4日ぶりに帰った我が家では、そぼ降る雨の中、梅が花盛りになっていました。検査を受ける前に、結果について、問題なしから絶望状態までの8段階の予想を立てていました。私としては、その2番目の要観察程度の予想をしていました。実際の結果は、思っていたよりも、かなり悪い結果でした。しかし此も天命ですし、完全に絶 望というわけでもありません。以前に手術をした時よりも確かに悪いのですが、何かクリアする方法があるかもしれません。頑張るという言葉は私には向きません。それよりも、出来ることをしていく、此が一番あっていると思います。家に帰って、弟の写真と少し話をしました。写真の中で笑っている弟は、「のんびりしてんだから、まだ来ないでくれよな。」と言っているようです。弟は六ヶ月と言われながら、6年11ヶ月を生き存えました。そのうち4年7ヶ月は、普通に勤めをこなしていました。私もしぶとく、前を向いて生きていこうと思います。弟を看取って2ヶ月。生々流転。新しい生き方を始めようと思います。それでは、おやすみなさい。
57. 検査3日目こんばんは。3日目の検査が終わりました。今の処、少々残念な結果が出ています。今出ている結果に、この病の根の深さを、改めて思い知らされています。4年前の状況と比べても 、問題点が多いようです。再発率は非常に高い事は知っていましたが、いざとなると多くの思いが浮かびます。まあ、弟と異なり、父母も今はなく、扶養しなければならない対象が老犬一匹ですから、それほど深刻にならずに済みます。フライングをして、スタートラインに戻ってきたと思うことにしています。この文を、書くべきか公開にすべきか迷。現実に目を瞑るよりも、自分のためにあえて書くことにしました。今日から、新しい一歩を積みだそうと思っています。弟の好きだった言葉、「一歩前へ」を私も座右の銘にしようと思いますそれでは、おやすみなさい。