まっすぐ降り注ぐ日差しを女優はおしゃれな日傘をさして歩く。
というわけもなく、ダサい雨傘(おりたたみ)を片手にMっちゃんに連れられていく。
自転車で行き交う人もまばら。
人が来ない時間が長い。
絶好の撮影チャンスだ。
女優は、素早く北国から持参したブツを取り出した。
Yes,I'm ready

これまで沢山の現場をともにした、経験豊富なカメラマン兼 演者(ハル)であるMっちゃんが息を殺すような引き笑いでシャッターを押していたのをお面の小さい穴から見えた気がする。。。
最初の撮影はこのシーンだ。いわずもがなエンドロールのシーンだ。
Mっちゃん監督が言うにはこの黄色い後ろの看板が大事なのだという。そして監督はその黄色い看板の前のカバーがかけられたバイクが邪魔だと残念がっている。
非常にストイックだ。シーツをなびかせ、ヘラヘラしていた自分も監督の姿に
遊びじゃないんだよ!!の合言葉を思い出し、心のねじり鉢巻きを締めなおした。
なるほど、監督が黄色い看板にこだわるのはこういうことなのだ。
つまり、黄色い看板はタクマにとってのバミリともいえる位置情報となる。
視力検査です。
何か変なものみえましたか?
NO ⇒正常です。
YES ⇒ようこそ
続きましてエンドロールの最後の最後。
このシーンの撮影に監督Mっちゃんの熱を感じました。
ここは別のロケ地からの帰り道、女優と監督はその場で別れ別の道を歩き、対岸から望遠で撮影するという事に。
現地までは女優の方が移動時間がかかるということでダサい雨傘を再び広げ、女優が先発で参ります。
しばしのお別れ。いい作品にしようね!←
ようやく撮影場所へ戻ってきた女優を待ち構えていて対岸から捕えるスナイパー
再びスタンバイ。おパンツ丸見えなんのその、よじ登る。それっ
I'm ready
・・・・・・・・・・・で?撮れてんの?これ。。。。
女優は静寂の中で不安と格闘中です。
みなさん、どうぞご一緒に想像してみてください。おパンツ丸出しでよじ登ったフェンスの上、監督からカットの声がかからないまま数十秒静止中です。
もしも今、目の前に船が通ったらどうしましょう。おパンツ見せてでもフェンスから素早く降りるのか、こうなったらタクマのままでやり過ごすのか。究極の選択です。
そんな究極の選択に答えを出せないまま無事撮影は終了したと監督から入電。
この写真の完成にはあと4人必要です。。
皆さんもこのフェンスの上で羞恥心と戦ってみませんか?
我こそは!という、そこの勇者。ご連絡おまちしております。












