アメブロニュースにニノちゃんのit の役者論があがってたよ。
ニノ節が炸裂ですね。
「仮に、クライマックスに怒鳴るシーンがあったら、大切にするのは、怒鳴ることよりも、その間合い。相手役や観客をどれだけ黙らせられるかは、間合いにかかっているのかな、と。たとえば『ワンシーンごと100%の力でやります』っていう若い役者さんもいらっしゃるよね。まったく否定しないけど、オレは真逆。2%で演じるシーンもあれば20%の時もある。それは作品をトータルで観た時に100%であってほしいから」
「全力よりも構成力だと思う」
ふむふむ。。ほぉ。。
これはね、なんというか、コトバの選び方を敢えて雑にしてみた感が感じられます。
なので、この文面を見る人にとって、それは暴言で雑な答えにも思えるし、ニノシックな人にとっては彼の素直な所を少し出してくれてるとも取れます。
なので、これはニノ節と呼んでよいかと(笑)
なんか、ここでは熱を帯びた演技を始めから終わりまですることよりも、
限られた時間のなかで沸点を作ったり、氷点をもつかったリズミカルな演技で間合いを取るということに重きを置き大切にしている・・という意味なのかな?
あくまでも100%の結果にはしたいという意志がある。
「全力よりも構成力だと思う」
それは、きっと自分の演技の得意とするところと好みの問題も絡んでいるのかな。と思いました。
役作りについて
「やせたり太ったり、見た目を少し変えるくらいはするし、役に必要な習いごともするけど……。いわゆる内面的な役づくりはしない。この人物ならこういう考え方かもと分析するとか、台本にない役の人生まで想像して履歴書を書いてみるとか、そういうことは一切しない。だって、それは観客が求めてることじゃないもん」
実にシニカルな答え方です。
何となくわかるような、でも、そうかな?と思う人も多いんじゃないかな。
ニノちゃんならではの演じ方。
それが、評価されてきた人。
そういうヒトの言葉だと感じました。
妙に器用で頭の回転が速い人にとっては、履歴書を書いてみる...なんて、なんのこっちゃ?な行動ですよね。確かに。うん。
でもね、役に生きる、生かされる役者というものがあるんですよ。役にどっぷり入りきらないとできない演技が不器用な人にはあるんですよ。とね...思う人が沢山いるのよ(笑)そんな事知ってるニノちゃんがこんな風に言うのはどうしてだろう?とまた裏を読み取りたくなる自分が居ます...でた、迷宮。
大先輩の役者に憧れを抱くことについても「意味はない気がする」
「その方たちがどんなに素晴らしくても、完全にその人にはなれないし、『誰か』になりたいとおもった瞬間に『自分』は残せなくなるんだよ」
そうだね。同感です。憧れに否定的な文面。
でも、何かがちがう。
ニノちゃんが憧れている人がイナイと言っている訳じゃない。必ず憧れる人というものはあるでしょ。
勿論憧れのそれにはなれないけれど、憧れはそんな気持ち抜きにやってくる感情だもの。
こんな言い方をするのは同じ世界の先輩に憧れるかと聞かれたからじゃないかな。
同じ匂いの人、似ている人...それは淘汰される世界で生きているの。この人。
そこが、多分決定的にワタシなんかと違う所。
出なきゃ消える。前にこんな事を言っていたのを思い出しました。(以下、記憶ですので彼の言葉そのものではありません)
ジャニーズの人達って画角からはずれない事に関しては、一流。
訓練を受けているから。カメラの位置と映り方を徹底的に叩き込まれる。
こういうことは若いうちに体で知っておくと後々助かる。
ジャニーズの人達は、そういう意味の嗅覚が優れていると思う。
こんな、ふとした言葉の欠片からも、その世界の厳しさがうかがい知れた気がしました。
だから、全身全霊であることは真。そうじゃないように言うのもニノちゃん流のかっこ付け方なのかも。
1つの作品の中に波を作るのも彼が時間をかけて見いだした1つの生き残る術なのかもしれない。
100%ちゃんとやってるって、自分自身が知っていればそれでいい。それって実は難しい。他人はともかく自分で自分はごまかせないから
こうゆうふうに、誰に見られていなくても自分が頑張ったと認める仕事をする。
たとえ人に、数字に、評価されたとしても自分が全力だったのかどうか、自分には誤摩化しが利かない事だから。という彼の考え方は素敵だと思って尊敬しています。
自分もこんな風に考えていれたら何もかも頑張れそうだとさえ思います。
今回のIt がこんな風にニュースで配信されるなんてね。
「時代の人」なる、アイドルがシニカルな発言をすることさえ、記事に値する事なんだね。
生意気な!って言われたり、がっかりした。とか、やっぱ、ニノってカッコいいと言われたり、その捉え方は様々。
ワタシはニノちゃんの発言や考え方、そして彼の作品全てを擁護したり全肯定するようなファンではありません。
なんだそれ、雑な言い方だな!って思う事も多いし、意地悪だなと思う事も多いけれど実はそこが、少し好きでもあります。
なんかね、こっち寄りだな、この人。って思うから(笑)
(そんな訳ないだろ!と怒る方もおられると思いますがこれもタダのワタクシ一個人の捉え方です)
でも、同時に面白い表現方法で複雑に投げかけてくる彼の僅かに吐露した言葉を
頭で消化して、はたまた消化不良を起こしてはまた彼のワールドの深い方に一歩、足を踏み入れてしまっているような気がしています。
そんな、理解不能なニノちゃんが魅力的に感じるのは、やっぱり彼が 純粋 で、努力家 な事が隠しきれないからではないかな?
壊れやすいようだけれど、実は一番壊れにくい。
化学変化をせずして、しなやかに七変化する不思議な人。そんな風に感じています。
だから、面白い。まだまだ、みていたいヒトです。
