ドイツリフォーム事情、アンティーク建物編 | ももりんのヨーロッパ好きな物日記

ももりんのヨーロッパ好きな物日記

身の回りの好きな物を
見て見てー感覚でご紹介。

一月に亡くなった家族が住んでいたアパートの
お風呂場とキッチンを大々的に直し始めました。


ももりんのヨーロッパ、好きな物日記-お風呂場ピンク


家族が入った時にはこういう状態だったの。
同居人が私が言った「ピンク色が良いな」を真に受けて
こういう色にしてくれたの。うっ(困惑で固まったけどサ。。)

ここが一年以上前から人が住まない部屋になっていたけれど
将来的には私が住みたいので改造する事にしました。

最初はね、お手洗いの場所を動かしてお風呂を新しくして
タイルを新しくする。ぐらいに簡単に考えていたのだけれど、
なんとタイルをはがしてみたら
見逃せない欠点がたくさん見つかっちゃったのよ!


ももりんのヨーロッパ、好きな物日記-風呂場壊し始め


前にも書いたかと思うのだけど家自体が1910年代の
地方の文化財になっている建物。
このアパートに入る入り口には
アールヌボーの飾りタイルが付いてるし
家の入り口は天使2体がアーチを掲げていると言うアンティーク。

その頃は各家にお風呂と言う物がなかったらしく
家のお風呂場も元はと言えば小さなお手洗い用のスペースと
今は壁で仕切られている隣のキッチンを半分にして
無理矢理後から作ってくっつけたものだったらしいの。
だから給水の管の回し方とか、排水管の配置とかめちゃくちゃ。

仕方ないのでもう、根本的に、大々的に直す事にしました。
掘り起こした状態はこんなです。
先週は配管工の人が給水と配水管をすべて新しくしてくれました。


ももりんのヨーロッパ、好きな物日記-お風呂場掘り起こし


土曜日はいつもの蚤の市行きを返上して、
お風呂場とキッチンの床のタイル材を探して廻りました。
これがね,またまた大騒動だったの。
同居人と私の趣味はまったく違うのだけど
彼は自分の趣味を主張して五月蝿くて仕様がない!
元々私のアパートなんだから黙っててくれ!と
ほとんど叫ぶように言うと
今度は怒って外に煙草を吸いに行っちゃうし、始末に負えない。

でもね、昨日友人宅でその話をしたら
たまたま友人夫婦が最近リフォームした知り合いのお家を見たら
なんと私が選んだのと同じ床材を使っていたんですって。
木目の、見ただけだとそれがタイルだと解らない色と模様なの。
そしてそれが白い壁と組み合わせるととても素敵だった、と
声を揃えて言ってくれて
ひゃ~、味方ができて嬉しかったわ。
ま、その前に同居人も納得しつつあったんだけどね。
彼は無機的な物と色が好きで、白と黒の大きめの市松模様か
灰色が良い、と五月蝿かったんだよね~。
私は灰色なんて絶対に嫌だ!

今日は電気の配線の人が入っているけれど
水回りと電気関係が終わったら
水曜日から壁と床のタイルをはってもらえる様です。
もう全部職人さんに任せたのでタイルさえちゃんと届けば
来週には出来上がっていると思うの。



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ちなみに私がこのアパートを買った時にはお風呂場はこんな色。


ももりんのヨーロッパ、好きな物日記-風呂場以前


これは私も嫌だ。


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