春風亭きいち・欠伸指南
春風亭正太郎・反魂香
柳家小もん・強情灸
柳亭市楽・景清
<仲入り>
桂宮治・上燗屋
春風亭一花・厩火事
一花さん研精会初主任、
ということで、客席の埋まりの早いこと!
早めに行って正解だった。
きいちくん、二つ目が近いのだけど、
開口一番でやるネタじゃあないよね…時間的には短かったけど。師匠のそのまんま!
正太郎さん、「反魂香」。
いいなぁ、なんかしっとりじんわりくる。
小もんさん、普通に聴く「強情灸」とは、
ちょっと違っていて、マクラからあまり聴き慣れないバージョンで、峰の灸も出てこない。
全体にあっさりとした印象。
市楽さん、仲入り前でたっぷりと「景清」。
マクラで盲人の仕草の説明を入れていたけれど、
それはなくても良かったような…。
ここまで、どちらかというと笑いの少ない噺が続くといった流れ。
これをぶち壊したのが、宮治さん。
前座のきいちくんをいじって、トリの一花さんをいじってまず笑わせておいて、
爆笑を誘う「上燗屋」は、ちょっと枝雀を思い出させるもの。
一花さんも出で、これを見事に受けて、健気にもり返しをしていたなぁ。
初主任。緊張もあったかもしれないが、
全くそんな感じを見せず、マイペースな一花さん。
彼女の語りのペースはややゆったりしていて、
悠々とした語り口に感じる。
それが落ち着きに思えて、安心して身を委ねてしまう。
今回、主人公のおさきさんが、本来の名前になっていて、
今までの違和感が一掃され、噺に集中できた。
このおさきさん、演者によっては嫌な女になることもあるけれど、
一花さんがやると、嫌味がなくていい。
これから練り上げると、お得意の一席になっていくかもしれない。
楽しい研精会に久しぶりに伺えて良かった。
