春風亭一花
やかん、片棒
<仲入り>
井戸の茶碗
一花さんの勉強会。
毎回違うマクラが楽しい。
この日は、「片棒」から、少女の頃下町育ちの一花さんは、
お祭りのときに手古舞で出たことがあったのだそうだ。
お父様の、「娘を手古舞に!」という夢の実現。
一花さんにとってはハードルの高いものだったようだけれど、
その時の親子の気持ちのズレがなんとも可笑しくも微笑ましい。
もう一つは、
トイレの便器がいきなりジェットコースターのように動き出すという、
シュールな夢のマクラ。
彼女らしさたっぷりの、気の利いたマクラが聴けるというのも、
この会の楽しみの一つだ。
とはいえ、噺のほうも今回は良かった。
「片棒」、「井戸の茶碗」と、大きいネタが二つも入ったけれど、
二つとも以前より格段に良くなった。
特に、先ごろネタ下しをしたばかりの「井戸の茶碗」。
先日聴いたときには、しばらくお蔵入りかもと思ったのだが、
日を置かずに果敢にチャレンジ!
テンポもよくなり、演じ分けもかなり上手くなって面白く聴けた。
月例のこの会が毎月楽しみになってきている。
