金原亭小駒・子ほめ
春風亭一之輔・悋気の独楽
桂吉坊・くっしゃみ講釈
<仲入り>
桂吉坊・べかこ ( 踊り・春霞)
春風亭一之輔・居残り佐平次
このお二人の二人会も、9回目だそうだ。
全く違う芸風のお二人。
楽しいことこの上ない。
一之輔師、一席目で前座の小駒くんをいじる。
将来、馬生とか志ん生とか継ぐんでしょうかね?
楽しみだなぁ。
「おい、馬生!おい、志ん生!!」
ってやれる。
このネタはみんな喋るなぁ・・(笑)
「悋気の独楽」は、普通に演じていた。
お妾さんのとこの下女のおばあさんで笑わせる。
吉坊師匠、一席目はお得意の「くっしゃみ講釈」。
ホエー、という、覗きカラクリ一段語るくだりが可笑しくてたまらない。
この日は、講釈の先生の講釈の場でも中手が来た。
本当に芸達者な方だ。
仲入り後の、「べかこ」は、初めて。
どんな噺なのか、前々から気にはなっていた。
まさか、アッカンベーのこととは!
べかこといえば、今の南光師匠の前名だ。
桂アッカンベーという名前だったわけで・・^^;
噺家が出てくる噺は、碌な噺ではないんだそうだ。
たいていは、酷い目に遭うらしい。この噺に出てくる男も、エライ目に遭ってしまう。
それでも、吉坊師匠の手にかかると、なんとなく明るくて後味がいい。
また聴いてみたい。
これにいつものごとく、寄席の踊りが付く。
春霞とか、弥次喜多とかいうそうだ。コミカルな動きが楽しい。
一之輔師のトリネタは、予告どおりの「居残り佐平次」。
ところが、前座さんが気を利かせて、
「師匠、吉坊師匠がべかこです!蒟蒻問答と付くと思います!!」
と、ご注進したという。
「私に、居残りをやらせないつもりのようだ」
と、嘆く・・(笑)
若い師匠だから、品川の遊びの雰囲気なんかは
あんまり伝わってこない。
佐平次のすっとぼけた図太いキャラで聴かせる。
(ひょっとして、師匠と被る?^^;)
変えてくるかな?と思ったサゲも古風なものだった。
多芸多才の吉坊に対する安定の爆笑一之輔、
といった構図。
真逆のキャラを楽しめる、貴重な会だ。
次回、十回目も期待したい。
それにしても、吉坊師匠の会は、
このところ、ほぼ百パーセントの確率で雨!
本当に、雨男だわぁ・・@@
