ご挨拶・入船亭小辰
春風亭朝七・桃太郎
入船亭小辰・青菜
<ゲスト>柳家小満ん・幽女買い
         <仲入り>
<ゲスト>漫才・ロケット団
入船亭小辰・鰻の幇間



年に一度の、小辰さんが故郷に錦を飾る会。
この回も7回目なんだそうだ。

毎年、お母さんに集客力で負けていた小辰さん。
今年初めて「勝った」とか…
しかも満員御礼で、補助席まで出たというから、目出度い限り。

この会のゲストは、毎年極秘。
今回も、隠し通して当日まで。さて、どなたかしら?と期待が膨らむ。

自由席なので、整理券配布時間よりも早めに並ぶことになるが、
身の危険を感じるほどの猛暑の夕刻。
五時の配布時間から三十分ほど前に並ぶ。
運良く、同行の友人達と良席ゲットできた。

初めにスーツ姿で、くだんの報告が。
思えば年に一度だけ、毎年スーツ姿の小辰さんを拝見することになる。

達者で落ち着いた朝七くんの、「桃太郎」が開口一番。いい具合にあったまったところで、主役登場。

どうしたって、手慣れたネタを掛けることになるよなぁ、この会は。
ということで、小辰さんの二席は、少々耳タコネタで、残念。

しかし、今年もゲストが凄かった!

酔猩々の出囃子(おその師匠)が鳴り出したところで、ジワっと来た。
言わずと知れた小満ん師匠だ。

しめた!この師匠を聴くのには、前方の席が必要だ。
軽妙洒脱な小満ん師匠の芸に触れるには、後方の席はNGだ。

「幽女買い」という噺は初めてだった。
初め、「地獄八景」かな?と思える導入だったが、
地獄までは行かず、
途中あちらの世界の吉原で幽女買いに行く、という噺。

まさに、暑い夏にぴったりの、亡者だらけの一席。大いに楽しんでお仲入り。

後半ゲストは、漫才のロケット団のお二人。
こちらは、安定の鉄板ネタの連続で、寄席より長い尺で、爆笑をさらっていた。

トリネタは、「鰻の幇間」で、小辰さんでは今年の夏は一番多かったネタかもしれない。

いろいろとその度に少しずつ変えてきたりと、
創意工夫がみられる。
今回はサゲを工夫してきた。

やはり、自分のものにしようとするのは、並大抵ではないのでしょうね。

この会は、なぜか猛暑の時か、極寒の夜という印象だ。
次はいつになるのかな?
来年はもう少し過ごし易い季節にならないかな〜。並ばなきゃいけないので。