(扇辰師の筆跡ですね^^)
柳亭市坊・子ほめ
入船亭扇辰・雪とん
<仲入り>
ジャグリング・ストレート松浦
入船亭扇辰・江戸の夢
ネタ出しの、「江戸の夢」(宇野信夫作)を楽しみに伺った。
市坊くん、扇辰師がおっしゃるとおり、
余計なことはしゃべらない、それでいて受けてる、
いい前座さんだ。
「雪とん」の季節到来。今日は寒かった・・
とはいえ、この噺のような大雪は、めったにないことだけれど・・。
江戸時代は、いまよりずっと寒かったらしいから、
こんなこともあったのかも?^^;
ストレート先生、寄席よりも時間がたっぷりだったから、
いつもはなかなか見られないようなネタも見られた。
「観客参加型」も楽しい!^^
「江戸の夢」は、
聴いてるうちに「あ!この噺知ってる・・」ってなったのだけれど、
すっかり忘れていて、帰ってからブログを確認。
やっと判明したのが、これ。
イイノホールの小満ん師匠で聴いていた。
しかもその時、扇辰師がリクエストしたネタだった。
故宇野信夫の新作落語。
とうことで、著作権が発生する為、遺族にお伺いを立てた上での上演となるらしい。
音楽や演劇の世界では当たり前のことだが、
落語では珍しい?
ちょっと落語にそのシステムはなじまないような気もするなぁ・・。
「この噺は、若い人ではちょっと無理で、
私の年でも青臭い、って思われるかもしれない」
と、扇辰師はおっしゃったが、確かにそうかもしれない。
謎の婿の舅(丸子宿近くの庄屋)姑、そして玉露を発明した、茶葉の権威の大商人。
年を重ねた人々が、活躍する噺だ。
とくに、婿の実父の、浅草寺門前の、将軍家御用達商人の貫目と落ち着きは、
なかなか難しいのだと思う。
扇辰師の話しぶりには先を急がぬ心地よさで、
淡々と語られていくストーリーに惹きこまれていく。
聴き終えて、滋味深い玉露を味わったような、清々しさを感じた。
心に響く高座に出会えて幸せだった。
宇野信夫のご子息から、
「どうぞ。ぜひモノにして下さい」と言われたそうだが、
これからさらに練り上げて、十八番にしていかれるかもしれないと思った。
またぜひ聴かせていただい噺になった。
