日置川と古座川 | 4バルブ的人生航路

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964月。
南紀の和歌山県に行った。北山、熊野川を筆頭に清流が多く流れるエリアだ。
しかし一週間の休みを取りはるばるやってきたのだが、雨季に入る前だからと楽観していたものの、この地域は日本で最も降水量の多い地域。晴天が2日と続くことはなかった。
今回のメインは北山、熊野川のキャンプツーリングのはずだったが、結局天気待ちで温泉に浸かってばかりいた。
天気予報では、「明日は晴れるものの午後からは早くも下り坂…」などと頼りないことを言っている。ぼくは予定を変更して、余裕があれば下ろうと思っていた日置川と古座川を先に下ることにした。
 
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 96年春の写真だが、実は古座川なのか日置川なのかわからない。
 
早朝に日置川に移動。出場所を吟味している余裕はない。ガイド本通りの場所でを組み立て出航する。デイツーリングなので荷物は積まない。
日置川はここまでのあたふたしたことはよく覚えているものの、川の様子はあまり覚えていない。
ただカーブがクランク状に曲がっているところが多く、瀬の出口では思わぬ流れに何度も挺をグラリとやられ、油断のならない川だった。
水質もこれまた記憶がないが、トップクラスなのは間違いないはずだ。
ゴール地点には[えびね温泉]という良質の日帰り温泉がある。
ガイド本ではここでツーリングを終了しているが、川には小さな堰があるだけで、地図を見る限りではまだまだツーリングを続けられそうだ。天気だって明日までもつかもしれない。しかし温泉に浸かってぼんやり川を眺めているうちに、これから荷物をに積み込むのが面倒になり、ぼくもここで終了することにした。
 
 
和歌山にいる間、再び晴天が回ってきたので次は古座川を下さった。もう休みも残り少なくこれがこの休み最後の川下りだ。
あいにく古座川はガイドに載ってないため、ツーリング区間は自分で決めなければならない。
街に入る前をゴールに決めバイクを車から降ろすと、大体の距離を測りながら上流に移動。1日の行距離は20キロ程度をみている。
 
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96年、秋の古座川。夏の北海道で、知り合った仲間二人と再訪。
二人ともまったくの初心者だ。
 
 
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穏やかな流れなので、河底の仕掛けに掛かっているモクズガニの様子もよく見えた。
これが夏だったら間違いなく泳いでいたと思う。
 
古座川は穏やかな川だった。トロ場が多く、瀬らしい瀬もほとんどなく水も澄みきっているため、水中の様子が丸見えなのが嬉しかった。
水深10メートルくらいのトロ場で巨鯉を先頭にした魚の群れをうっとり眺めながら流れていると、いきなり目の前に白く巨大なものがヌッと現れビックリしてのけぞる。
直径5メートル以上はある丸い巨岩だった。深い淵にそんなでかい岩があるのも珍しい。
そんなのがいくつもあった。
古座の一枚岩というのが名所なのだが、同じタイプの岩だろうか。
 
古座川は初心者でも楽しく安全に下れる川だ。 現にこの数ヶ月後、ぼくは、ズブの素人をふたりここで漕がせている。
 古座川下りを終えた後、ぼくはそれ以上西へ向かうことはなく、夏の北海道に向けてしばらく仕事に専念するのだった。