欧州車かく語りき。 -56ページ目

残り僅かな旅

早いモノで日本を出発して20日程になります。

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フランスまでは一箇所にそれなりに滞在し、街に馴染むまではいかないにせよ、それなりに理解可能な程度の時間を確保した。

しかしパリを出た後半は、駆け足の旅になっています。

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ユーロパスを駆使して、あと二ヶ国を往訪する。移動には高速鉄道を利用するのが最適だったのと、TGVというモノに乗ってみたかったから。

それにしても次なる都市での滞在時間、名所巡り等を考えると早朝に宿を出なくてはならない。
朝があまり強くない私にとって非常にツライ。かなりの確率で朝食付きである事を考えると、これもまた勿体無い事です。

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しかしこんな景観に出会うとその苦労も忘れてしまうわけです。
三文の得とは云いますが、昼を回る頃にそれを痛切に感じる事が出来ます。

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美味しいモノに出会った時もまた、同じ感覚になります。

明日もまた朝が早く、朝6時45分のTGVでニュルンベルクに向かいます。
因みにこれを書いてる時間は23時45分です。
色々と考える事の出来る"旅"というのは、私に取って脳内栄養ドリンクみたいなモノだと思います。

実際は慌ただしいですが、唯一ベットの上で寛いでいる時間は、とても有意義な時間である事を実感しています。

つまらない戯言にお付き合い頂きありがとうございました。

旅の雑感

旅に出て約二週間が経過。

気ままな…と云いたいトコだが、タイトスケジュールに依り朝早く夜遅い。

それでもフィンランドは6日停滞だったし、イタリアもローマ、フィレンツェ、ヴェネツィアと数日づつ滞在した。

26日早朝にはヴェネツィアからパリへ初体験のLLCで向かう。
フランスで3泊した後は、それぞれ一泊でドイツとベルギーの要所を一週間程廻る。
こちらは電車での移動。

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いい大人がこの時期に、長旅をしてる事をとても不思議に思うだろう。
偶然の産物…というより、寧ろ、そうし向けたというのが本当のトコだが、とても貴重な時間だけに大切にしたいと思う気持ちからのタイトスケジュールは至極当然。

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しかし半ばに差し掛かろうこのタイミングで、少し後悔している気もする。
やはり永く拘束された生活を送ってきたからこその休養であるならば、もっとダラダラした旅を企てるべきだったのではないか。

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勿論、欧州周遊は以前から夢見ていたし、第一候補であったのは間違いない。
しかし通勤すべき時間より早く行動し、体力的限定だが、仕事並に行動するのは如何なモノなのか。

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旨い空気を吸い、旨いモノを食べ、今まで見た事の無いモノを見て心に栄養を与える…というのも良かったはずだ。
そして眠くなくなるまで寝るなんて云うのも最高だ。

しかしそれは無いモノねだりというもの…とも感じたり。

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どちらにせよ、恵まれた時間を過ごせている事に感謝せねばなりません。

今現在午後23時30分、ヴェネツィア駅近くのホテルロビーのソファーでぼけ~っとしてます。


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昼間は多忙な反面、夜は色々な事を考えられる貴重時間です。

非日常のトスカーナ

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元来人混みが好きではない気質である為、ローマの雑踏に少々嫌気が差していた。

それでも今日はローマを離れる。
ローマという街に馴染む前に離れてしまうが、街の至る所が遺跡発掘現場である事を考えれば、完全に攻略出来るのは住んでいても100年以上掛かるかも知れない。

「パッパルー、パッパルー!」と10分に一回は聞こえてくる救急車の音や、悪気の無いクラクション、風情があるとは言え歩き難い石畳み等々…。
私に取っては気が滅入る環境。

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かと思えばこんな可愛らしい移動売店を見ると、少なからず心は和むのも事実。

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ほのかに香るパンを焼く匂いで目覚める朝…。
色々と文句を言いつつ、とても贅沢な時間である事は間違い無い。
そのローマからレンタカーを借りて出発。
予想した以上に楽に市内をやり過ごし、アウトストラダーレに滑り込むと一路フィレンツェ方面へ。

宿を決めていない今夜は自由に行動出来る。
アウトストラダーレを途中下車して、シエナという街へ。
ローマとは圧倒的に行動し易い市内は駐車場も容易に見つかり安価だった。

駐車場から徒歩で中心部へ。
するとカンポ広場なる大きな貝殻の形をした空間に出た。

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季節の割に暖かな日差しが差し込むその場所で、人々が思い思いに時間を過ごしている。
私もその雰囲気を愉しむべく、飲物を調達後し腰を降ろしてみた。
すると敷き詰められた床のレンガはお尻を仄かに温めてくれる程、陽の光を吸収していた。

なんと気持ちの良いことか…。

週末のホンの少しの変化の為に、ウィークディを犠牲にした生活を送っていたコトがふと思い出される。
これほど充足した事があっただろうか。
少なくとも15年は感じた事の無い感触だ。

こういったリフレッシュが許されない人種である日本人に生まれたコトを恨むしかないか。
平日であるにも関わらずここに座る日本人以外が沢山いるのだ。
私は運良くこの機会を得る事が出来ているが、日本人として少々申し訳ない気持ちもある。

生活の大きな変化…そんなのも大事かな?と再確認する昼下がりでした。