アカデミー賞作品「オッペンハイマー」
原爆の父と呼ばれた男性「オッペンハイマー」を題材にした作品です。
日本での公開が決まるまで年月を要したこと、
はじめは小さなシネコンでのみ放映される予定でしたが、アカデミー賞受賞と共に放映場所が増えた背景がありましたね。
この作品の監督であるクリストファー・ノーランさんの作品はものすごく脳みそを使うので、内容や背景を問わず観に行こうと思っていました。
もちろん、話題になってからなお、観たい気持ちは増しましたが😙
脳みそを使う映画
シーンがとにかく入れ替わる!
時系列も追わずに場面を入れ替えるのは監督の意図なのか?
今自分が観ているシーンがどの時間軸で動いているのかまぁわからない!(笑)
エンディングにかけて徐々にされる伏線回収があって初めて、
「あぁ、そういうことか」と納得できます。
若き日のオッペンハイマーから、
戦時中、戦後、晩年まで、その時代それぞれで出てくる登場人物の多さにも、頭の中を掻き回される!
映画を観ている人を翻弄させるのが、ノーラン監督の作品の特徴の一つかもしれません。
何度か観ないと、内容が理解できない。
何度も観ようと思わせる。
その意図があるのかもしれませんね。
話は脱線しますが、私が邦画やアニメが好きな理由が、
間やセリフの抑揚、表情の移り変わりで描かれる
「感情の豊かさや揺れ動きが面白いこと。」
があります。
ハリウッド映画ではあまり、感情の揺れ動きを
観ることがなかったように思いますが、
この作品はそれを描こうとしているように思いました。
逸脱した頭脳を持った学者が集まる世界、
その力を利用しようとする政治の世界、
その世界の周りにいる複数の女性の影響力、
だったり、
1人の人物が、変化する環境と時代の中で、
どのように変わり、どのように変わらずにいられたのか。
歴史上の1人の人物を通して、
〘人間の感情を描きたかった作品〙
のように思いました。
※あくまで個人の感想です。
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