そうそう。そういえば、kaniのアレルギーのこと、書いてなかった!
この夏、全卵の負荷検査で1個の全卵をゆっくりゆっくり完食し、給食に関しては2学期から除去なしとなりました。
だからといって、卵を使った料理が食べられるようになるかというとそんなわけもなく。
2歳まで卵アレっこの6年生長女、別に卵を除去した覚えもない年長三女もろとも、我が家の子どもたち、卵は食べません。
ええ、食べないんですよ。
なんだかなー。
kaniがマヨネーズ解除になって、普通のマヨネーズをポテトサラダに入れたら、どいつもこいつも食べないのよ。
おいしくないって。
で、次からマヨドレとミックスするんだけど、マヨネーズ比率が高ければ高いほど、食べない。
卵アレでもなんでもない夫まで「マヨドレの方がおいしかった」と言い出し、現在我が家のマヨネーズは、いや、マヨネーズっぽい調味料は、やっぱりマヨドレなのであったりします。
未だに弁当に卵焼きも入れません。
入れても食べないからね。
ただ、フライの衣やつなぎには卵を使うし、私や夫は普通にフライパンで目玉焼きも焼いて食べます。あ、練り製品や加工肉なんかも普通に「裏」を見ないでも買えるようになりました。
お菓子にも卵が使えるし、市販の食べ物や外食はほぼ何も気にせず、制限なく食べているのであんまり不自由もありません。
そういえば、長女5年生の時調理実習でゆで卵を作ったけど、やっぱり一口も食べなかったらしい。
それでも、我が家の生活は本当に楽になりました。
出かけることや、お友達との食事を伴うイベントなんかも本当に負担がなくなったなぁ、としみじみ思います。
長女は花粉症と猫アレルギー、アレルギー性の結膜炎と鼻炎。
二女はもんのすごいアトピーと若干の花粉症。
三女もまたまたアトピー性皮膚炎とややぜんそく傾向。
とアレルギー症状、塗り薬、飲み薬そして通院の生活は相変わらずなのですが、もうこれはつきあっていくしかないよなぁ、と腹をくくっています。
長女の宿泊学習の時、よそのお子さんは常に飲んでいる薬がないというのに軽く驚きを隠せませんでした。
だって、うち3人いるけど、どの子も赤ちゃんの頃からずっと、ずっとだよ?
薬を飲まなくてよかった時期なんて、どの子もほとんどなくて。
でもまぁ。
命の危険、みたいなことがわりとすぐそばにいつもあった頃から比べると、薬を飲んでいたり、塗り薬が手放せないことなんて、たいしたことじゃないよなぁ、と思っているんです。
そういえば。
kaniは食アレっこで、いつも割と良いものを食べてきたせいか、すごく「味のわかる子」だと思います。
すごく味に敏感。
特に、小麦・乳・卵除去だったから、いまでも和菓子が大好きなんだけど(最中とか大好きだよね・・・)、おいしいあんこにすごく敏感。
値段いわなくても、彼女がおいしいという和菓子は、十中八九、高いヤツなんだよね~。
スーパーとかで売ってる安い和菓子とか、結局残すし。
せっかくだから、和菓子を作るような仕事に就いたらいいんじゃないかと思うけど、作る方には興味がないらしいからしょうがないかな。
おいしいものがわかったり、添加物がたんまり入っているような食品は自然と遠ざけるような舌が育った、ということは彼女の今後の人生のためにはきっと役だってくれると思っています。
少しずつ、自分の体調によって、「アレルゲンだったもの」を食べる量もセルフコントロールできてきているようです。なんとなく、自分の体のことがわかってきたのかもしれません。
我が家のアレルギーとのつきあいは、まだまだこれから。
でも子どもたちの成長とともに、だいぶ楽になってきました。
これからは彼女らの「自立」のサポートに入る時期になってきたのかもしれません。