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■青春18きっぷ□

 

冬は来夏の旅の計画を考えるのが

私の楽しみのひとつですが、

 

 

早春の発表によって

計画が一旦中断、

或いは大きく変更に…

 

 

そんな人は私だけ…

 

ではないでしょう。

 

 

 

 

 

 

冒頭にある様に

『青春18きっぷ』です。

 

 

この切符は

学校が長期で休みになる

春・夏・冬に合わせて、

鉄道旅行で青春の思い出を…

…みたいな切符です♪

 

 

 

 

 

特徴は

 

 

期間中で5回

(ひとりで5日分、

或いは5人ひと組で日帰り等)

JR各社全線

各駅・快速列車自由席

乗り降り自由のフリーパス

価格は12,050円

 

 

という点でしょうか。

 

 

 

 

1回分の効力は

始発から

0時を過ぎた最初の駅まで

なので、

終電だからとずっと乗ってしまうと

乗り越し分だか全線分だかを

全額支払う事に⁉…

 

 

要注意です。

 

 

 

 

1回分で2,410円…となると

およそ150㎞分です。

 

 

東京‐沼津で

2,310円/2時間ちょい

(新幹線自由席4,070円

1時間ちょい三島で乗換)

 

東京‐那須塩原で

2,640円/3時間弱

(新幹線自由席5,490円

1時間ちょい)

 

 

くらいの距離と時間です。

 

 

 

 

なので、

時間的にはとてものんびりですが、

移動コスト的には

かなり節約出来ます。

 

 

 

 

ちなみに

始発から0時までだと

 

東京‐新山口間で

12,870円/18時間42分。

(新幹線自由席20,470円

4時間21分)

 

 

 

14時間かければ18,000円の節約

…になる?

 

18,000円と14時間、

どっちに重きを置きますか?

 

 

 

1回分だけで元が取れますが

普通の人には

まさに苦行かもですからね。

(笑)

 

 

 

 

 

 

 

以前、

私は1日で青森まで行きましたが

その時は

IGR(いわて銀河鉄道)

利用可能なフリーパスだったので

それでも

計16時間くらいはかかりましたが、

 

 

JRだけで行けるルートは

特急や新幹線を使ってのみです。

 

 

 

この話が

後の話と関わってくるかも?

 

 

 

 

18きっぷと詠っていますが

年齢や国籍に関わらず

購入可能で、

鉄道ファンにとっては

とても重宝する一枚です。

 

 

 

なので、

今夏以降の発売がされていない今、

計画が進まないのです…。

 

 

 

 

 

 

 

 

1月に

今年度の青春18きっぷの発表が。

 

結果、

毎年3期分が決定するところ、

春のみの発売となった事で

今に至っているのですが、

 

 

原因は、

北陸新幹線の延伸による

区画整理?とか。

 

 

 

簡単に言えば

 

 

延伸区画の在来線が

第三セクターの管轄になって

18きっぷでは通れなくなった…

 

 

のがキッカケの様です。

 

 

 

 

 

※※※※※

ココからは

私の個人的な感想です。

 

 

 

先述した青森行もそうですが、

 

 

新幹線が開通し

在来線を手放す事で

JRは経費削減している印象です。

 

 

聞いた話では、

 

鉄道とは字が示すように、

金を失う道。

 

快適で安全に運行し続けるには

莫大な維持コストがかかるとか。

 

 

 

なので、

利用者が少なくて

走らせる分だけ赤字になる路線を

手放したい気持ちも

理解は出来ます。

 

 

が、

普段利用するのは

地元の人なので、

無くなったら困ります。

 

 

 

ので、

地方公共団体と民間の合同出資で

鉄道を維持しているのが

第三セクター鉄道と呼ばれる

鉄道会社です。

 

 

(第一は国営。元国鉄?。

第二は民営。私鉄。

第三は公的機関と民間の合同。)

 

 

 

 

何処の鉄道でも

様々なフリーパス等の

お得な切符自体はありますが、

 

 

元々、

格安なのがウリである18きっぷは

利用者が節約重視だったり

観光目的ではない場合も多く、

鉄道維持に必要な収入に

繋がらないのでは?

 

 

 

かつ、

昨今はマナーの悪い利用者が

少なからずいる事を

私も見ましたし、

 

 

在来線のマナー悪化の予防だ

と言われても

納得せざるを得ない印象です。

 

 

※※※※※

 

 

 

 

 

 

JRは

「その都度、決まり次第の発表」

「発売中止や廃止の予定は無い」

と言っているので

ただ待つだけなのですが…。

 

 

 

 

コレで北陸3県の在来線は

ほぼ

第三セクター鉄道となったので、

新幹線以外で北陸観光をするには

少し手間がかかりますし、

当然、

青春18きっぷの利用も

不可能になりました。

(特例的に通過は可有り)

 

 

 

 

 

というわけで、

使い勝手の良いフリーパスが

どういうカタチで再登場するのか

分からない以上、

 

 

旅の計画や在り方が

大きく変わる気がしています。

 

 

 

というか

 

 

1日2,500円以上だと違和感が…

という気持ちを何とかせねば。

(笑)

 

 

 

 

 

という訳でまずは

色んなフリーパスを調べてみようと思います。

 

 

 

 

 

ちなみに、

先程から話に出ている

北陸3県では、

 

 

 

 

このようなフリーパスもあります。

 

 

 

後者は図にある様に

 

あいの風とやま鉄道

IRいしかわ鉄道

ハピラインふくい

 

の全線、

越中宮崎-敦賀間の乗り降り自由、

休日2日間で2,800円。

 

 

 

前者は新潟を含めた4県となり

通年1日2,900円で

乗り降り自由です。

 

 

 

区間は、上記の3線に加え、

 

 

 

えちごトキめき鉄道、のと鉄道、

乗り継ぎのあるJR線

(県内?管轄内?)

も含まれます。

 

 

 

 

先述した

18きっぷの特例

というのがココらへんで、

 

この路線図で例えるなら、

 

 

JR城端線方面から

JR七尾線方面へ行きたいけど、

高岡‐津幡間が

三セクだという場合、

 

途中下車は不可ですが、

通過は可能という特例です。

 

 

 

まぁ、

もう終わった特例ではありますが。

(笑)

 

 

 

 

 

 

どうしても

三セクを通る必要がある…

 

全国を18きっぷで旅するには

どうすればイイのか。

 

良い落とし所はあるのか。

 

 

だから今は

そういう所を協議しているのかもですねぇ。

 

 

 

イイ結果に落ち着くとイイですね。

 

 

 

記事終了