放射能泉である「ラジウム温泉」はなぜ安全なのか
福島第一原発関連のニュースが連日続く中、放射能関連の話を聞くうちに、
ラジウム温泉は法律で「放射能泉」と定義されていますが、どうしてラジウム温泉は
安全なのか、私のように興味を持った方もいるのではないでしょうか。
Giga zineに、という興味深い記事がありましたので、下記します。
放射能泉である「ラジウム温泉」はなぜ安全なのか?
http://gigazine.net/news/20110317_radium_hot_spring/
photo by Duchamp
: http://www.flickr.com/photos/duchamp/2250727798/
ラジウム温泉の詳細は以下から。
なるほど! 原子力AtoZ|放射線|放射線の種類と影響|放射線の種類と影響
http://www.enecho.meti.go.jp/genshi-az/ray/ray_type/ray_type.html
放射線とは何かというと、一般的には電離性をもつ高いエネルギーをもった
電磁波や粒子線のことを指します。「電離」とは原子の軌道電子をはじき飛ばし、
これを陽イオンと自由電子とに分離する作用のことを言います。
「放射線=被ばく」と連想する人も多いと思いますが、
これは放射線の特徴の一つである電離作用によって引き起こされるものです。
この図は日本放射線公衆安全学会が2011年1月に発行した
「イラストでみる「放射線って大丈夫?」―患者さん・妊婦さんの疑問にどう答えるか」
の4ページ目に掲載されていたイメージ図です。
放射線の種類にはα線(アルファ線)、β線(ベータ線)、γ線(ガンマ線)などがあり、
種類によって性質も異なります。例えば、粒子線であるα線は紙1枚程度すら
通り抜けることができません。一方、電磁波であるγ線はその強さにもよりますが、
コンクリートや鉛などの高密度な物質でないと透過を防ぐことができないくらいに
透過力が強いです。
ラジウムとは、ウランがエネルギーを放出しながら崩壊していく過程でできる物質で
そのラジウムが崩壊したものをラドンといいます。
ラドンは自然放射線の半分以上を占めている無色・無臭のガス状の物質です。
高濃度のラドンを含む地層を通った地下水はラドンを含んだ温泉水となり、
ある一定量以上のラドンを含む温泉を法律で「放射能泉」としていて、
ラドンを多く含んだ放射能泉を一般にラジウム温泉と呼んでいるということです。
photo by yasuhiro :
http://www.flickr.com/photos/mostudio/3248689999/in/photostream/
ラドンは放射線の中でもα線を放射しますが、α線はγ線やβ線と比べて非常に
高いエネルギーを持っています。しかし、α線は紙も通れないほどに透過力が
弱いため、体内に取り込んでも体外までエネルギーが出ていきません。そのため、
細胞に直接大きなエネルギーを放射して強い刺激を与えることになるのです。
ちなみに、体内へ入ったラドンの50%は30分で消え、約2時間もたてば、
ほとんどのラドンが尿などから排出されます。
photo by Wajimacallit : http://www.flickr.com/photos/wajimacallit/2215859213/
そのため、福島第一原発で起きている事態によって空気中の放射線量が増えて
健康が増進するとかそういうことはありませんし、環境放射能の値が増えて
「むしろ健康によい影響を与える」などというのは原理的に考えてありえない、
ということです。全くの別物です。
(参考文献:日本放射線公衆安全学会 「放射線って大丈夫?」)
http://www.jart.jp/section/jrps/g_activity.shtml
ラジウム温泉は法律で「放射能泉」と定義されていますが、どうしてラジウム温泉は
安全なのか、私のように興味を持った方もいるのではないでしょうか。
Giga zineに、という興味深い記事がありましたので、下記します。
放射能泉である「ラジウム温泉」はなぜ安全なのか?
http://gigazine.net/news/20110317_radium_hot_spring/
photo by Duchamp
: http://www.flickr.com/photos/duchamp/2250727798/ラジウム温泉の詳細は以下から。
なるほど! 原子力AtoZ|放射線|放射線の種類と影響|放射線の種類と影響
http://www.enecho.meti.go.jp/genshi-az/ray/ray_type/ray_type.html
放射線とは何かというと、一般的には電離性をもつ高いエネルギーをもった
電磁波や粒子線のことを指します。「電離」とは原子の軌道電子をはじき飛ばし、
これを陽イオンと自由電子とに分離する作用のことを言います。
「放射線=被ばく」と連想する人も多いと思いますが、
これは放射線の特徴の一つである電離作用によって引き起こされるものです。
この図は日本放射線公衆安全学会が2011年1月に発行した
「イラストでみる「放射線って大丈夫?」―患者さん・妊婦さんの疑問にどう答えるか」
の4ページ目に掲載されていたイメージ図です。
放射線の種類にはα線(アルファ線)、β線(ベータ線)、γ線(ガンマ線)などがあり、
種類によって性質も異なります。例えば、粒子線であるα線は紙1枚程度すら
通り抜けることができません。一方、電磁波であるγ線はその強さにもよりますが、
コンクリートや鉛などの高密度な物質でないと透過を防ぐことができないくらいに
透過力が強いです。
ラジウムとは、ウランがエネルギーを放出しながら崩壊していく過程でできる物質で
そのラジウムが崩壊したものをラドンといいます。
ラドンは自然放射線の半分以上を占めている無色・無臭のガス状の物質です。
高濃度のラドンを含む地層を通った地下水はラドンを含んだ温泉水となり、
ある一定量以上のラドンを含む温泉を法律で「放射能泉」としていて、
ラドンを多く含んだ放射能泉を一般にラジウム温泉と呼んでいるということです。
photo by yasuhiro :
http://www.flickr.com/photos/mostudio/3248689999/in/photostream/
ラドンは放射線の中でもα線を放射しますが、α線はγ線やβ線と比べて非常に
高いエネルギーを持っています。しかし、α線は紙も通れないほどに透過力が
弱いため、体内に取り込んでも体外までエネルギーが出ていきません。そのため、
細胞に直接大きなエネルギーを放射して強い刺激を与えることになるのです。
ちなみに、体内へ入ったラドンの50%は30分で消え、約2時間もたてば、
ほとんどのラドンが尿などから排出されます。
photo by Wajimacallit : http://www.flickr.com/photos/wajimacallit/2215859213/
そのため、福島第一原発で起きている事態によって空気中の放射線量が増えて
健康が増進するとかそういうことはありませんし、環境放射能の値が増えて
「むしろ健康によい影響を与える」などというのは原理的に考えてありえない、
ということです。全くの別物です。
(参考文献:日本放射線公衆安全学会 「放射線って大丈夫?」)
http://www.jart.jp/section/jrps/g_activity.shtml


