今日も岡山は寒かったんですが、私の心はほかほか。
生まれて初めて地元ラジオ・エフエム岡山の生放送に出演しました。
「フレッシュモーニング岡山」という番組で午前中の岡山県内の動きや交通情報、天気など、音楽を交えて届けられる朝のワイド番組です。
DJの森田さんは笑顔の素敵な方で、優しくリードしてくださり楽しくおしゃべりができました。
内容は今回の童話受賞に関わるもので、私の創作周辺のことを聞かれました。
自分自身のことでも言葉で話すのはけっこう難しいものですね。
なんと仕事先で偶然その番組を主人が聞いていたらしく、番組が無事終わり、なじみの喫茶店のマスターと話していたときメールで「少し高揚しとったけど、上出来じゃね」なんて感想が送られてきて、ほんとにふうっと安堵の息を吐きました。
昨日岡山児童文学会の創刊50周年記念号『風がはこんできた手紙』(吉備人出版)が出版され書店に並んだばかりなので、番組でそれもちゃっかり宣伝してもらいました。
こちらは、以前「季節風」に初投稿初掲載の『草野さんの手』(あさのさんが評をつけてくださっています74号)それを書き直し掲載したものです。
『草野さんの手』はハンセン病の裁判を扱ったもので、受賞作の『月夜島のシエル』とはがらりと雰囲気の違う作品です。
シエル風味の作品を求めて、こちらを読んだら違和感を感じるかもしれません。
なにはともあれ、あるはずもないこんな経験をさせてもらえるのも童話の神様のおかげかなって思いました。
ラッキーにも私の好きな曲を1曲リクエストできました。
執筆中もかけることのある荒井由実の「やさしさにつつまれたなら」をお願いしました。
曲がかかっている間、森田さんは口ずさんでいました。
すっごくカワイイ声でしたよ。