地方都市、田舎に行けば行くほどかもしれませんが、施設入所などに対しての意識は都心よりも慎重な傾向にあるかもしれません。
家で最期を迎える、ということについてです。
地域性にもよるのでしょうが、在宅介護が当然という考えは一定数あると思います。
施設に入れることで、周りの目を気にするような…世間体を気にする人もいるかもしれません。
あとは施設の利用料が高くて払えないこともあると思います。
入所する状態でなければ、大方の人が家で最期を迎えたいと思うのではないでしょうか。
といっても、最近は在宅医療も活発で入院・入所レベルでも在宅で頑張っている方が増えてきている印象です。
何にしても介護を要する人が在宅で生活するには介護者の確保が必須でしょう。
過去、そして現在にいたっても女性がその役割を担う傾向があるかもしれません。
介護は女性の役割などとは、それこそ男尊女卑の考えから生まれた一つに思います。
男は仕事、女は家事。その家事の中に、介護や育児も含まれていたことでしょう。
だから、ジョブとしての見通しが甘かったのではないかと思います。
介護士も保育士も給与が安いとされてますが、前提として女性が担う仕事と位置付けていて、しかも働き方としてはフルタイムというかパート労働という考えだったのでは。
年金制度も我々の世代では、どれだけもらえるか分からないとされてますが、これもやはり平均寿命がこんなに延びるとは思ってなかったのでは。
話がそれてしまいましたが、いま介護業界の潮流は施設から在宅へといわれています。
もともと在宅で介護することが当然という考えを持っていた地域からすれば、時代が追いついたというより昔に戻ったという表現の方が良いかもしれません。
介護給付費分科会資料が本日アップされています。
また時間かかるかもですが、読み取っていきたいです。