彼女と付き合って2年がたった。


私は先のことを考えるのが苦手だ。
しかし彼女は常に先のことを考えている。
あるとき、「このままずっと付き合うつもりはない真顔」と言われた。

 

それまで私はあまり結婚のことを考えたことはなかった。
このまま彼女と幸せな時間が続けばいいなぁくらいにしか考えていなかった。

 

彼女の存在

彼女は怒ると怖いけど、とても純粋な女性だ。
何事も一生懸命だ。


はまること(楽しいこと)があると、全力で取り組む。
あまり予習とか復習とかはしたがらない性格のようだが、目的に向かってとにかく突き進む。
でもいまだに彼女のストライクゾーンがよくわからない。

 

走ることが好きだったり、街中の変なものを見つけ出すのが得意だったり、おしゃれな店でのディナーが好きだったりするのはわかっている。
しかし、それらは部分的なものであり、根源的に何が好きなのかはよくわかっていない。


先日もスペインに一緒にいった時に、お店でガウディのモザイクアートの貼り絵を買って、ホテルに戻って一生懸命に作っていた。
彼女はメトロポリタン美術館にいってもすぐベンチで座ってしまうので、こういうパズルや芸術的なものにはあまり興味がないだろうと思っていたので、意外だった。

 

彼女のことは好きだけど、彼女が夢中になるものがよくわからない。
かといって、私が何も提供しないでいると怒られる。ショボーン


彼女の心をつかむのは難しい。
でも、うまいことストライクゾーンにはまったときは、とても楽しそうに過ごしてくれる。
変な踊りや動きをしたりする。ポーン
感性的で本能的な人間なんだと思う。
彼女は私にない感性を備えており、私にとって非常に魅力的だ。

 

また、彼女は計画的だ。
先のことを考えることが苦手な私に、先を見据えた的確なアドバイスをしてくれる。
「今こうしておけば将来こうなる」「今こうして振舞えば、この先このように評価される」等だ。


そのおかげで仕事に対しても以前の適当さがなくなり、発言も慎重に選ぶようになった。
軽いと見られがちだった私だったが、彼女のおかげで重みのようなものを備えるようになってきた。

 

 

話は最初に戻るが、

「このままずっと付き合うつもりはない真顔」と言われた私は、結婚を決意する。
彼女には時々厳しく怒られたりもするし、難しい要求をされたりするけど、
一緒にいると新たなことへどんどん挑戦し続けるため、毎日が刺激的で充実している。

 

パートナーに求める要素の大きさは人によって異なる。
安らぎ要素を求める人もいれば、刺激要素を求める人もいる。


私の場合、後者の要素が大きかった。
この彼女となら刺激に満ちた楽しい人生になりそうだ。
そう思い、結婚を申し込んだ。

 

つづく