お役所は、なにかと手続きが必要な所だ。
で、手続きをしようとすると、いろんな証明を揃えたりするのだが、結局どっかの役所が発行するものなので、手続きをする立場からすれば、役所同士で書類を揃えてやってくれればいいのに、どうしてわざわざ手続きをさせるんだ? ということになる。
自分は下っ端で制度設計なんてものには縁がないので、手続きが正確な理由などは知らんが、なんだかもったいぶってわざわざ手続きをさせているのかなぁ、と感じることも全くない訳ではない。
でも、最大の理由は、国民のプライバシー尊重ではないかと思っている。マイナンバー制度の導入は、国民総番号制はんたーいとかいう意見が強くて、なかなか実現しなかった。行政が国民の情報を一元管理して、プライバシーがなくなるのはよくない、っていう例の理屈である。
この国家が国民の個人情報を集中管理してプライバシーを侵害するのはダメよ論と、手続きなんてわざわざさせないでそっちでやってくれればいいじゃん論は、両立しないのである。
わざわざ手続きなんてさせるなー論は、言い替えると、国民の情報をチェックして適用できる制度があったら自動的にやっといてね、ということなのだが、更に言い替えると、国民の私生活を隈なく監視して行政が全部管理してね、ということである。
、、こうなると国民のプライバシーなんてものは存在しないということになる。
マイナンバー制度も、ユニバーサルに適用できる番号が導入されるだけで、個々の制度の情報を一元管理するということはしないので、手続きは結局しなければならない。ただ、証明書類を揃える手間が省けたりはする。あんまり便利になった気がしないような感じもするが、プライバシー尊重論が存在する間は、手続きという行為はなくならないし、役所の窓口で、「なんでわざわざ手続きをさせるんだ!!」 という人もいなくなることはない、、
PS 今年から車検時に納税証明を提示する手間がなくなったのは便利なのかな、、で、発行する部署は人員配置の定数が減ったのかね、、?