(小学5年生の話)
まだ幼かったからか、
ひどい拒食期にもかかわらず
5年生の頃のうーちゃんは、
私の作ったカロリー不明の料理を
うーちゃんの許可食に入れることが
ありました。
その一つがお味噌汁です。
(と言ってもスープの部分だけを
ほんの少しでしたが)
うーちゃんが
お味噌汁をスープ部分だけでも
飲んでくれるのがうれしくて、
いろいろな種類の野菜を入れて
お味噌汁を毎日作るようになりました。
そのうち、
より高カロリーにするため、
普通のお味噌汁を
私は勝手に豚汁に変えてしまいました。
うーちゃんはお肉は全く受け付けなかったので、
うーちゃんの飲むときまでに、
ばれないように
入れた豚肉は取り出しました。
この作業は面倒でしたが、
菜箸でお鍋の中をかき回し
豚肉を必死に探し、
全部取り除きました。
ばれるかも、
と思いましたが、
入れた豚肉の量が少なかったからか
大丈夫でした。
うーちゃんは何も言わず飲みました。
味をしめた私は
日に日に入れる豚肉の量を増やしてしまい、
とうとうある日
どう見ても豚骨スープにしか見えないような
濃厚味噌汁を作り上げてしまいました。
さすがにこれはダメだ。
ばれる。
そう思って
泣く泣く捨てました。
ときどき
心配の気持ちが強すぎて
やりすぎてしまうんですよね。