好きな詩 | 月の下ポエム

好きな詩

八木 重吉
「心よ」


こころよ
では いっておいで

しかし
また もどっておいでね

やっぱり
ここが いいのだに

こころよ
では 行っておいで



キリスト

病気して
いろいろ自分の体が不安でたまらなくなると
どうしても怖ろしくて寝つかれない
しかししまいに
キリストが枕元にたって
じっと私をみていて下さるとおもうたので
やっと落ち付いて眠りについた



ゆるし

神のごとくゆるしたい
ひとが投ぐるにくしみをむねにあたため
花のようになったらば神のまえにささげたい




私達の心は

見えない世界で

旅をする

それを見守ってくださる神々

私達に出来ることは

旅によってえた宝物のかけら達を

むねにあたため みがき

それを生活の中で咲かせていくこと