耳 | 月の下ポエム

タイミングに身をまかせ

コーデュロイの向こう側で

貴女はこっちを見ている

見渡す限りの草原で

風にその身をまかせ

その勢いと共に揺らぐ 草や花々は

静まりかえった僕の心に

優しい風を 運んでくれる


おもく あたたかな時間が

囁くように 真実だけを呟く時

耳で前を向いて

目で景色だけを見ている

イメージで感じて

私達は新たな道を 歩きはじめる

夕暮れと 雲の一団が じんわりと

遠ざかっていくように

忘れかけた夢と何かが 遠ざかっていくのだが

僕は ただ 突っ立って

こっちから貴女を見ている


その足取り その志を


沢山の夢が通り過ぎて

その轍に 何を学ぶ

障害物や壁を見てはいけない

その向こう側の

夢や理想を見つめる

その先にある道は

生温いままでは

きっと通れない

その答えは

多分 耳にあるのだろう