パティ、急性膵炎になる! | Cherio's Days

パティ、急性膵炎になる!




我が家のワン娘パティ

先日、眼科でお世話になっている大学病院で
胆嚢粘液嚢腫があり、脾臓にも1.5センチ程の腫瘍
腎臓も血液検査のBUNとクレアチン、リンの値が少し高めとの診断を受けました

もうすぐ15歳!色々出てくる年齢ですショボーン

これまで健康優良犬だったからね
今年に入って瞬膜ににメラノーマ腫瘍ができたり、
緑内障で義眼になったりと立て続けですえーん

眼科でお世話になっている大学病院は遠いので
通うのがなかなか大変あせる
そこで市内の大学病院で内科については改めて診ていただくことに

エコー検査を中心に、
更に詳しく胆嚢、脾臓、腎臓、腎臓、甲状腺の検査
脾臓の腫瘍は細胞針検査もし、今のところは良性だろうとのこと
経過観察で大きさなどを定期的に診ていくことに

胆嚢粘液腫は進行度はレベル2くらい
やはり大きさなどを定期的に注意深く診ていき、
症状が進むようであればゆくゆくは摘出も考えた方が良いかもしれないとのこと

腎臓はタンパク質やリンを抑えた食事療法で、
リンとクレアチンの数値はだいぶ回復していました
いわゆる腎不全の状態で、
おそらく機能しているのは30%くらいかも?とのことですが
今後も低タンパク、低リンの腎臓用療法食を継続し、
リンを排出し、腎機能を高めるアゾディルやイバキチンといったサプリも継続摂取です

心配な要素は多々あるものの一安心して帰宅
検査のために前日の夜9時から絶食していたパティ
お腹ペコペコで喉も渇いていたようで

ご飯をパクパク食べてお水をたくさん飲んだのですが、食後30分後に嘔吐
実はここ数日、朝方のカラ嘔吐も数度あり
なんとなく調子が良くないようで胃薬などを飲み始めていたのですが、
食べ物を嘔吐するのは初!ガーン

吐き気留めを飲ませてその夜はなんとか寝たのですが
翌日、尿がとても濃い黄色に
そして朝ごはんもまた嘔吐!

慌ててホームドクターへ連れて行きました
先ずは頭をよぎった胆嚢の閉塞が心配だったので
エコーで診て貰いましたが特に異常が無い様子

血液検査の結果、肝臓系の数値が軒並み上がっていて、ビリルビン数値も上昇!
白眼を診てみると、薄ら黄色っぽくなっていて黄疸が出ていました
白血球数値も上がっていて、
あらゆる数値が上昇している過程でこれから悪化するかもしれない
おそらくは急性膵炎ではないか?との先生の診断

皮下点滴治療より、静脈点滴治療で入院の方が良いとの事でその場で入院となりましたえーん

前日の血液検査でも特に中性脂肪の数値が高いわけでもなく、
身体もけして太めでもなく
胆嚢粘液嚢腫の事もあるのでフードも比較的低脂肪のものにしていたのになぜ?
急性膵炎の引き金は一体何なのか?

もしかすると、
検査前の長時間の絶食後に急激にたくさん食べたことや検査のストレスが原因かもしれないと先生

私のせいだーーーえーんえーんえーんえーんえーん

絶食後は少しずつ食べさせるという知識が無く、
ワン母として、ダメ過ぎ…ショボーンショボーンショボーンショボーンショボーンショボーン


結局、入院は5日に及びました
病院がお休みの日以外は毎日、仕事終わりにお見舞いに
食欲がないパティでしたが、
今のワンコの急性膵炎の治療は絶食はさせないそうで、
少しずつでも点滴に吐き気止めや痛み止めを入れながら食べさせていがなければならないと

ひとりではなかなかフードを食べなかったのですが
私が病院へ行って手で食べさせると食べてくれました

病院の先生やスタッフさん達も、
食べられそうな療法食を温めたり柔らかくしたり、
工夫していただいて
緑内障治療の点眼もしていていただきました

初日から犬の急性膵炎の治療薬である
「ブレンダZ」の投薬を開始
一回が8,000円とお高い薬ではありますが、
犬の膵炎初の特効薬です
このブレンダを5日間連続投与します
急性膵炎は大変に危険な病気なので、値段云々は言っていられません

パティの血液検査とエコー検査は入院中も何度も行われ、その都度数値や胆嚢、膵臓を確認
入院して3日目に肝臓系の数値の山を迎えましたが、
その後、数値はどんどん回復
ブレンダZは投薬3日目から効果が出始めると言われていて、
ちょうどそんな感じの経過を辿りました

入院5日目に病院へ行くと、
「パティちゃんは、精神的に入院が限界みたいあせる」と先生
お家に帰りたい気持ちがマックスになって、ついには怒って唸り出したそうです…あせる

完全に治りきってはいませんが、
ビリルビン数値と炎症反応がだいぶ下がったので、退院して、通院による皮下点滴治療に切り替えることに

帰宅後はとにかく家に帰って来られて嬉しいパティドキドキ
でもとにかく疲労困憊しているし、
少し下痢気味うんち
腸内環境が乱れて悪玉菌が出たことと、膵炎のせいなのか脂質の分解ができていないようで、
皮下点滴には抗生剤加わり、その他は微量のステロイド、ビタミン剤、吐き気止め、痛み止めが入りました

その他、先生は胆嚢の方も心配との事で、
胆液の流れを良くするウルソや、胆管を広げる薬も服用も開始
薬やサプリメントだけでも相当あります

通院点滴は今後もしばらく続きそうで、
しばらくは膵炎の療法食でし低脂肪を優先しなければなりません
腎臓も心配ですが、点滴治療の間は体内循環が良くなるので、腎臓の負担も軽減されるそうです

あんなに何でも食べてくれたパティが、
フードの好き嫌いをするようになり、フードと混ぜて薬やサプリを飲ませるのがとても大変です汗

お目目もね、入院中は家にいるよりも点眼回数が少なかったので、義眼の方の眼の表面に傷ができてしまいました
膵炎が落ち着いたらまた眼科でも診てもらわないと!
眼科の先生に電話して事情を説明してら、
点眼薬を送ってくださいました!ありがたい



長々と記述しましたが、
落ち着いたところで、血液検査の過程も含めて、
服用した薬やサプリ、療法食などをまた書いてみようと思います

膵炎を患ったワンコの飼い主さん達が紹介してくれた闘病ブログがいくつもあって、とても参考になりましたので、
パティの経過もどなたかのお役に立てたら良いなと思います

先ずは今後の治療を頑張ります!!