まず価値観とは、
いかなる物事に価値を認めるかという個人個人の評価的判断
これを前提に価値というものについて考えてみる
もちろん個人個人の評価判断とあるように
人と違っていて当たり前の話なので、これは私の個人的意見になる
皆さんは高級ブランド商品についてどうお考えでしょうか？
猫も杓子も高級バックを片手に街を闊歩している
私はそのバックが何百万円もすること自体が不思議でならない
どっかの国の王女様なんですか？と問いたくなる
実際問うて見たこともあるんですけど（笑）
その人曰く、高級バックは一生使うモノですから と
もしそうだとしたら、それはそれで悲しい話だ
一つの色の一つの型のバックに一生縛られなきゃいけないなんて
それはお金に縛られた奴隷的不自由さでしかない
それより数万円のいい品質のバックを色々使ってみる人生のほうが
遥かに自由で楽しいんじゃないか と私には思える
そもそも、高級ブランドといっても日用品で使うバックじゃないですか
とっかの国の王女様だとしても何百万もかける必要はない
こういうバカげた風潮を高級ブランドメーカーは意図的に作りだし
それに乗っかっている一般消費者もバカそのものじゃないですか
ブランド志向とは見栄と虚栄心をくすぐる戦略であって、
そこに何百万円の実態はない
もちろん、これは私の個人的な価値観を話してるだけで
見栄や虚栄心に数百万円払うことに価値を見出す人もいるのだろう
それはそれでよろしかろうと思うのだが
それに見合うだけの収入もないのに、
見栄や虚栄心を満足させようとするのにはちょっと無理があると思うんだよね
価値観なんて人それぞれではあるけれど
ちょっとお高めのレストランで食事をするとか
お高めの正装で着飾るとかさ、その程度で見栄も虚栄心も満足しなきゃね
一般人が持ち得ていいのは、その程度の虚栄心だと思うよ
正直に言ってしまうと、
高級ブランドに身を包んでいる人を見てもちっともかっこよく見えない
なんか「私は馬鹿です」って張り紙を背中に張られた人のように
哀しくて滑稽な姿を連想してしまうのだ
一般人が高級なブランドで身を包めば包むほど、
中身が薄っぺらく見えてしまうのはどうしてなんだろう
それはきっとあなたが大富豪のご子息ではないからでしょうね（笑）
冷静に考えれば、身分不相応なものは不相応であるがゆえに
ぴったりと身につかないのである
当たり前の話だ
それに違和感を抱かない神経のほうが問題なのだ
物の価値を金額で判断するような世の中の風潮をやめませんか？
そんなことしてたら、いつまでたっても本当の満足って得られませんよ
人間の見栄や虚栄心は無限に膨らむもんです
そんなものに引っ張りまわされても虚しいだけですよ
自分だけの価値を見つけない限り、ずっと人生に不満を持ち続けることになる
まっ、どっかの平和な国のお花畑のお話だけどね(^_-)-☆
