ずうーと反抗期のまま生きて来た
体制に逆らい社会に尖った態度を崩さなかった
別に突っ張る生き方がかっこいいとも思わなかったし
そんな生き方が正義だとも思っているわけじゃない
もともと平和主義者で誰かと争うとか競うなんて嫌なんですよ
本質は素直でいい子なんですもん(笑)
だから早く反抗期が終わる事を心のどこかで願っていたように思う
平和で安穏な日々が送れたら、どんなにいいだろうと瞑想しながら
気が付けば、気難しい大人になっていた
反抗期なんていつか終わるはずが終わらなかったのだ
だって私の眼に映った大人の世界って理不尽で不条理なことばかりだった
そもそも大人になる前に学校で習う事って
どうやってそんな理不尽や不条理を受け入れていくかって事だった
こういうことは間違ってますけど、正しいことにしておきましょう
そのほうが波風もたたずに平和でいられるからねってさ
誰もそれに立ち向かったり、声を挙げたりする術を教えてくれはしなかった
黙って従っていれば、安全で平和なんだよってさ
そんな諦め切った悟り顔の大人の顔でいっぱいだった
それはみんなが示し合わせて、嘘の上に嘘を塗りたくっている姿に見えた
私はそういう姿に馴染むことはできなかった
たとえ100人が同じ嘘をついたとて、それが真実になるわけがない
でもそういうことが罷り通るのが大人の社会なんだよね
と、いうようなわけで、私はいまだに反抗期(笑)
まあ、私もそこそこの年齢になったから
理不尽なことや不条理なことも受け入れなきゃ生きてはいけなかった
でも世間の人がやるように,諦めたふりや気が付かないふりはしなかった
大事なのはそんなことに鈍感になってはいけないということ
理不尽や不条理に出会っても、どうやったら自分を見失わずに
己れのアイデンティティを守るのかを考えた
何故なら、世の中に適合して生きていくことより
自分が自分であり続けてゆくことのほうが遥かに大事だった
私は自分の生き方や人生に満足しているわけではないが
他人の作った常識や規範に従わなかった分
自分を見失った大人よりかは生きている実感を感じる
生きている実感って、楽しい時ばかりじゃない
苦しいこと悲しいことも全部含んでそれは存在する
でも、偽りや誤魔化しの世界には、それは絶対に存在しないと思っている
でも
自分を見失わずに理不尽や不条理の中で生きてゆくのって本当に大変だぁ~
( ̄∇ ̄;)ハッハッハ
終わらない反抗期を生きる人間の負け惜しみだったかな?