勝手にアメリカ民謡に私が(辛いことはもうたくさんだぁ)って題名つけたんだけど
原曲の本当の題名はHard Times Come Again No More
かなりアメリカでは愛されている民謡なんだなぁ
作曲したのはアメリカ民謡の父フォスター
この人は学校の音楽の教科書に載っているよネ
『おおスザンヌ』とか『草競馬』とか『故郷の人々』とか聴いたことあるでしょう
クラシックの大作曲家に混じって、下世話な感じがなんか親しみやすくて好きだった
それでこの曲なんだけど、地味で目立たない歌なんだけど
すごくいいので今でもアメリカ人の魂の歌として秘かに受け継がれている
ジッと聴いてないとこの曲の良さは分からない(笑)
何故、フォスターがアメリカ民謡の父と言われるようになったかというと
アメリカ人の生活そのままを曲にしているからなんだ
全然気取らない一庶民として生きて、そこで出会った普通の人々の生活を歌にした
この曲もアメリカが不況の時代に
こんな生活はもうたくさんだみたいな感じで作られた
派手なことや煌びやかなことが必ずしも魂からの唄ではないことを教えてくれた曲だった
辛く苦しい日々の生活から解放されるために音楽があるということを教えてくれた曲だった
今も暗いニュースばかりが流される時代だからこそ
この曲がアメリカの民衆から再び歌われだした
私の秘かにつぶやく言葉(辛い事はもうたくさんだぁ~)
こういう言葉を心に秘めて聴いてみてください