私は読書家ではない

ただ、ほんの2,3年間猛烈に本を読んだ経験を持つ

それは20代の私が人生の何かを探してたからだと思う

そこで出会ったのが坂口安吾であった

人と本との出会いはまったくのタイミングで

それを受け入れる状態になければ、本の言葉はまったく響いてこない

これは人間と人間の出会いであったり

こういうブログとの出会いでも言える事だと思う

 

このタイミングというのは本当に残酷で

自分の師と仰いだ坂口安吾も、今は遠い彼方へ行ってしまった

ただ、私の中で何かが息づいて残っていることも確かだ

今はそんな人とのめぐり逢いで私の中に残ったものをブログにしている

思い返せば、このブログの世界もまた出会いなのである

ブログを始めてからもいろんな人との出会いと別れがあった

ブログをやっていれば、

ある日突然そういうことが起こるのも仕方のない事だと分かっている

求めるものと表現したいことの

僅かなタイミングのずれで、それは突然やってくるもんなんだ

 

そしてそれに逆らうことは誰にもできない