小さい時から、野生動物のドキュメンタリーを見るのが好きだった

野生の世界には多分に残酷な部分も含まれるのだが

弱肉強食の生存競争は自然界のリアリティを見られる

動物園で飼いならされた動物を見るより

はるかに刺激的で我々の住む地球の真の姿を教えてくれている

 

残念ながら今日はその話じゃない(;^_^A

 

野生生物のドキュメンタリーと銘打ったこのチャンネル

好きでよく見るのですが、全編にどこか違和感がある

ナレーションが心に入ってこない

 

まずは、閲覧に注意しながらこの動画を見て

皆さんにも考えてもらいたい

 

 

どこに違和感を感じましたか?

 

このチャンネルは野生動物学者のミヤケトモヤさんという方の

監修とナレーションなんですけど、日本語がちょっとおかしくないですか

くれぐれも事前に言っておきますが

別に個人的に誰かを非難したり、貶めようという意図はない

日本語の使い方って

本当に難しいんだってことを話したいだけなんです

 

 

日本語って

文章で書く日本語と、言葉で発する日本語は明らかに違う

例えば動画中で云うと、

ヌーの赤ちゃんがライオンの群れに取り残された様子を

(単独)という言葉を使っている

それで意味は十分通じるのだが、適切ではない

音でする情景描写としては(一匹で)と簡単な言葉でよい

何か難しい言い回しが、

学術的と思っているのなら大きな間違いだ

中国人が使う日本語みたいに何処かギクシャクとしている

日本人なのに日本語の理解が足りないと思う

もう一度言うが、

日本語は(聞く)のと(読む)のとで使い分けがいる

書き物としての文章が、

文語体から口語体になった今でもそれは明確にある

 

大事なことは

『言葉は相手に伝わって初めて意味を成す』

外に向けての細かい配慮がそこにはある

意味が通じればよいだけの外国語とはそこが大きく違う

我々は自然に身につけているけど、本当の日本語は難しい

日本語を流暢に喋れるということは

他への細かい気配りが出来なければいけないという事なのだ

私はこの動画を見て

This is a pen なんてアメリカ人は喋べんねえよ

と言った友人の苛立ちが、何となくわかる気分にさせられてしまう

 

 

相手への理解配慮がなければ、

意味は通じても言葉はただの記号になってしまう

 

アハッ(;^_^A

言語学者のムーンスターラン先生は

野生動物学者のミヤケトモヤ先生に物申すのだ